「だから仮面!」(久々)参上!
以前にもチラリと書いたが、事務所内は不穏な空気が渦巻いておる。ノアの方舟も動き出したようだが、一体どれが本当の方舟なのか、我々にはまだわからぬ状態である。以前見た映画Day after tomorrowの中で、主人公と共に建物に残ってじっと時が過ぎるのを待つか、警官だったか、警備員だったかについて、安全な土地への旅に出るかという「二つに一つ!さあ!どっち!」と選択を迫られる場面があったが、まさにアレ。映画なら、主人公と一緒に居れば、より安全っつーことがわかるが(主人公と一緒に居てもダメなときゃダメだけど)、ここじゃ、ダレが主人公かわからぬので、どっちを選べばいいか、わかんないよ!映画よりいいのは、どっちを選んでも生命の危険はないことであろうか。 そんな中、大量のファイルをコピーする仕事がだから仮面より発令された。このファイル、サイズはまちまちで、片面両面が混在、特大ホッチキスでしっかり留めてあったり、更に紙を貼って伸ばしてありA3サイズを超えるなどの他(もっと小さい字でかけばA3に収まるのに・・も~~)、見開いたページの真ん中が止められているというような特殊ホッチキス(小さいリーフレットなんかではよくありますね)は、外しちゃうと後で綴じる道具がないしで、一筋縄ではいかぬのは一目瞭然。しかも帰るギリギリの時間になって言い出すのは何故なんだ。そしてそれは厳かにキャリーバッグに入れられてサポート室に運び込まれる。げーー!こんなにあるん・・・(汗皆で手分けして作業するにも、コピー機はこのフロアには3台しかないし、後は上の秘書室、又は下の他部署のを借りるけれど、作業する人数にコピー機が足りない。もっとはよ言うて~な・・・ホッチキスを外したり、2枚に渡った用紙を切ったり貼ったり、原本と同じように仕切りも入れねばならぬ。そんなこんなの上、古いファイルなので、しわくちゃになったりして自動用紙送り機能も殆ど使えない。そして、こげな時に限ってコピー機が紙詰まり、トナー切れ、用紙補給・・時間が掛かる事この上ない。この上ないけど、やるしかないので、黙々と作業。自分がコピーロボットに変身した気分でバタンピコッウイーンピー・ピーガバッを繰り返す。皆で手分けしたお陰で、なんとか出来て、その日は帰宅。ところがその次の日。「あのコピー、もう1部いる」と言い出す。なんで昨日言わんかね!また原本をばらし、コピーするんかいね!ムカムカ・・・いや、急に方針が変わったってこともある。そう思おう、そう思うしかないではないか。はよ持ってきてくれたらええのに、いつまでたってもファイルを下ろしてこない。何故だか、だから仮面は事務局あたりで雑談していてファイルが届いたのはまたまた帰る間際である。ナンデヤネン!昨日と同じ作業をまた繰り返す。やっとコピーし終わったら今度は、綴じ紐で綴じるのだが、この背表紙を付けるのがほんとややこしい!やっと背表紙付けて、表も裏も表紙を付けて、できあがり!・・・って思ったら間2,3枚、下の穴だけ綴じ紐が通ってへんのがあるやん!うきーー!もう、穴を破って、無理やり紐を通してセロテープで留めちゃった。→ナイショ今日中に運送会社に引き渡すだの、ファイルの量がわからんだの言うので(しかも何故かファイルを小出しにして、いっぺんに持ってこない!ので何冊あるかわからんのじゃ!)ミカリンが聞く。「上(事務局)の方も(応援作業)されているんですか?」「だからぁ~」で、出た!久々に間近で聞く「だから攻撃」「だから」って初めての質問なのに使うな~~!コノお方、「だから」を使う以外にも、「人の人格を無視し、徹底的に言葉で痛めつける」と言う技をお持ち。私は叱られたことはないが、一緒に仕事をするスタッフは、そりゃもう・・・彼らに成り代わり涙・・・そして合掌。去年、この「だから仮面」のチームから離れたので一緒に仕事する事がなかったのでほっとしていたが、ど~しても離れられない運命にあるらしい。そして後で判明した事なのだが、この2度のコピーは完全なる指示ミスだったモヨウ。(2部コピーすることは初めからわかってたらしい!)しかし彼は「ごめんね」をいうワケでもなく、ひたすら飛び道具、「だからぁ~」を繰り返すのであった。ムカツク!だけどね、これでムカついてちゃだめだったのよ、私。「新・だから仮面」が登場するとは・・・(多分)つづく