miyuな部屋

思えば昨日の午後から調子が悪かった。
朝から頭痛、昼から少々熱っぽく気持ちが悪くなり食欲不振。
帰宅してからもずっと寝ていた。

今朝目が覚めてみたら、だるいな～というカンジはあるものの、
起き上がれないほどではない。
っつーか、起き上がらねばならぬ理由があるのだ。

今日は同僚のアヅキちゃんの結婚式に出席するのだ。
加えて言うと、彼女にお祝いの歌を頼まれていて
ピアノまで用意して貰っているのだ。
なにがなんでも行かねばならぬ！
アヅキちゃんとは10年近くの付き合いだ。
なにしろ前の職場から一緒なんだからねえ・・
暫く私のうちに住んでたこともあるし･･･（ｲﾛｲﾛあってね
まー妹みたいな存在？

同じく式に呼ばれている　たまご隊員と、どのバスに乗るか、
メールでやり取りをしていたのだが、
さて美容院へ行く時間も迫ってきたので、起きてトイレに行くことにした。

ところが。

トイレで腰掛けていると、猛烈な吐き気に襲われ
そういや、以前の壁激突事件のときのような、
意識が薄れ行く状態の予感が・・
めまいとはちょっと違うの。
なんていうのか・・
キーーンって音がして、後ろへ意識が遠のいていくというか･･･

い、いかん！
なにがなんでもパンツだけは上げねば！

・・・と元乙女ゴコロが指令を下したのか、
一応パンツだけは上げることに成功したものの
ばったりと倒れてしまったモヨウ。

全く意識がなかった時間はほんの僅かだと思われるのだが、
とにかく立ち上がろうとしてもがく。
しかし、平衡感覚がないというか、
上下左右が全くわからぬ。（特に上下

どーしても立ち上がれない。
どうして？
なんで？！

廊下を挟んだ部屋で寝ているオットに助けを求めたいが、
声が出ない。

声が！

うーーーーーっ

「・・・マモルーーーー！」

となんとか唸ったつもり。
しかしオット熟睡。

ナゼあんなに焦って立ち上がろうとしたのか自分でもわからぬのだが、
なんとかかんとか立ち上がってふとトイレの床を見ると血が点々と・・・

？？

何気なく唇に手を当ててみると、どうやらそこから血がたらたら～と・・

なんじゃこりゃ！

鏡で顔を見てびっくりじゃ！
口が血だらけ。
そんで
痛い！

歯で唇を噛んだようなのだが、血だらけの唇をそっと洗ってみると・・えぐれとる。。
通常ならば絶対にそんな力で自分の唇を噛める筈がないであろーというくらいぢゃ。。

ゾンビのような形相に我ながら驚きつつ、
とにかく自室へ行き、布団に逆戻り。

うーーーん

キモチの悪いのは少し治まったけど、
一体私はどーしたんだ？
もしや私は・・・

不治の病！？

じゃなくても脳溢血とか？
脳挫傷とか？
脳・・・脳・・・→混乱してるから思いつかない

それとも3日の休日診療でのオットの受け答えを苦笑した天罰なのか？

そしてそして今日は結婚式にいけるのか？
一応部屋にはゲロバケツの用意だけはしておいて
そうこうしているうちに昼前くらいになり、
まー行っていけないことはないか？
という位になったので、起き上がろうとするが、どーもフラフラする。

うーーん。
とりあえず、美容院は時間が間に合わぬ。
キャンセルぢゃ。
時既に12時半。
結婚式は2時半からだ。

さて私はアヅキちゃんの結婚式に行けるのでしょうか・・
（一応、様子をメールして、「行けないかも」と書いておいたが、この時点ではまだ行ける気分でいた）

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ヨタリながらもなんとか自分の布団に戻って横になると、
さーーーっと冷や汗をかく。
汗って一瞬にして出るんですねえ。→感心しとるバヤイか！

じーーっとしていると気分は相変わらず悪いものの、
ゲーってしそうな程ではなく、
ティッシュで押さえてた血だらけの唇も徐々にかさぶたになってきた感じ。

そして午後になり、オットが

「ちょっと出て行く～」

というので、ちょいと考えた結果、

「あのさー実は・・・・ってことがあってんけど、病院行ったほうがいいと思う？」

「うーーーん。さあ。」→気乗りしない

とは言うものの、acoの薦めもあってか、オットが休日診療をしている病院を探してくれて、
3日にオットが行った近所の大病院じゃなくて、
車で少し離れた古めの（失礼）大病院に行くことになったのです。三人で。


そして当然、かなり待たされる羽目になり、出入り口のぴゅーと風がふきすさぶ椅子では寒いので
奥のベンチのある場所で上半身だけ横になって待つ。
座ってるのが辛いのよ。

順番が来るまで、オッサン（患者と思われる）が奥さんを罵倒してウルサイのよ！
そんなに元気なら病院に来んな！ってくらい耳障り。

「あほかおまえはーーー！」

「○○せんかい！あほー！」

と必ず「あほー」が付くだみ声に頭痛もするというもの。
はよ診て～！

そして診察へ入ると、ナゼかオットとacoも付いて来る。
いやあの。。。私だけでいいんですけど・・
と思いながら病状説明。

「そうですか。じゃ、ちょっとオナカだしてください」

と医者に言われ、上着をめくろうとして、じーーーっと立ち尽くすオット（特にオット！）とacoが気になる！

「あのーいいから、外へ出てて！」

そういわれて初めて外へ出る二人。
子供じゃないんだからもー！

結果的に言いますと、ワタクシ、血圧が低いようなのです。→全然知らなかった
で、血圧が低い人が、おなか壊したり、嘔吐したりすると、激しく胃や腸が動くので
血が頭ままで回らなくなり、意識失う、って構図らしいです。（ほんとか・・？

そういや、前に壁に激突したときもお腹壊してて吐き気があったんもんなー

まーそんなこんなで特に薬も貰わず、帰宅することに。

それにしても本館、別館とあるこの病院の駐車場が遠いのよ！
なので
「ねえ・・・車こっちへ回してきてもらえない？」
とオットに頼んだが、

「一方通行が多くて大変だからだめ！」

だそうで、雪と風に煽られながら、車までacoにくっついてやっと到達したわけです。
はーしんど。

帰宅して布団に寝てみると、
結婚式には間に合わないけど、披露宴になら間に合うかなあーなんてボンヤリ考えてました。
でも万が一元気になっても、この顔じゃいけないわねー
唇は　いかりや長助（本物じゃなくて、デフォルメしたマンガの方）みたいに腫れてるし、
下唇は一面黒々とかさぶたに覆われてるしね・・・

あー結婚式に欠席するなんて初めてだわ。
歌も歌うことになってたのに、ホントに申し訳ないやら、
彼女のウエディング姿が見れないのが残念やら・・・

な当日でございました。

オットは1月3日、私は1月13日とお世話になった時間外診療。
しかしこれで終わったわけではない。
次はacoの番であった。

たぶんたぶんつづく