Mの館

　


　またまた皮膚炎続き物で申し訳ないッス(≧≦)
　引っぱっておりますが、オチは特にないことを先に申し上げておきますデス（笑）

　前日にかゆみ止めの注射を打ってもらって、
　エリザベスカラーも大きめのにサイズアップしてもらったので、
　ウチら夫婦はそれなりに安心なカンジだったの。

　「今度こそ大丈夫ね～♪」なんて。

　次の日の早朝。
　大好きなゴハンなのに、妙に食いっぷりが悪い。
　まあそんな日もあるんだろう。と思っていたところ…

　「オエッ…オエッ…ゲロゲロ～ッッ…」
　はっ、吐いてるじゃん、さっきの朝ご飯！(￣Д￣;;
　食べたものをスグ吐くことは今までなかったんだけどなあ…
　注射の影響かなあ？
　アタシがゲロを片付けてる間に、更に胃液を吐くクロさん。

　「お、おいおい…どうした…？」
　クロさんはゆっくりゆっくり無人の洗面所まで歩いて行く。
　「…？あっっ ヽ(`д´；)/！！」
　なんと、血を吐いてるじゃないのよっ！！
　胃液の中に確かに血液が混じっているのだ。

　吐き終わったクロさんは、その場でグッタリ。
　もー、泣きながら獣医さんに電話しましたよ、マジで。
　受付サンがすぐに先生に変わってくれて、
　『吐いた血液、捨ててないですね？じゃあ、それも持ってきてくださいね。』
　と。
　予約診療のみ、って日だったけど、すぐ診てくれるとのこと。

　タクシーなんざ待ってられるか！
　アタシは決死の覚悟（笑）で車の運転をすることにしたのだ！！
　クロを片手に立体駐車場の操作パネルを動かし、なんとか出庫。
　テキトーに信号を見て（ヤバイだろ、それ…）さあ出発☆

　狭い道もすれ違いも、気合いで切り抜け（いや、ホントに。）、
　無事に病院へ。
　クロさんが、こころなしかグッタリしてる…コレは運転のせいか？(^-^;

　血液を先生に見せると、
　「ああ、これなら大丈夫だよ。
　　あのね、食べてすぐ吐いたって言ってたでしょう？
　　食べたものを戻す時に、口の中を切ったんだね。ちょっと見せてねー？
　　…どれどれ、うんうん、大丈夫大丈夫♪」
　先生の余裕の表情に、やっとホッとしました。

　「一応ね、1日分の制吐剤を処方するね。それと吐き止めの注射もするからね。」
　検温してウンチも診てもらって、
　食欲のことや何やら色々相談してるウチに、アタシもなんだか落ち着いてきた。

　最後はお会計の時に、先生がクロを抱っこしてくれたりして、
　なんだか至れり尽くせりで診察が終わったのだ(*^-^)

　帰りの運転も（アタシは）ウキウキで、車庫入れも余裕♪
　…あ、ちょっとナナメってるか？まあいいか(≧ｍ≦)

　でも、家に入って、不覚にも泣いちゃいました(^▽^;)
　ポロポロ泣きながら、クロをずっと撫でてましたよ～。

　クロの不調に、なんでもっと早く気付けなかったんだろう？
　どうしてアタシ1人でこんなにアタフタしてるんだろ？
　クロの病気、全部変わってあげられればいいのに。
　「ごめんねえ～…」って言いながら泣いてました( p_q)

　…うううっ、思い出すと泣きそうなのでもう書きません(^-^;

　クロさんは帰って来てからナゼかご機嫌で、
　トクベツな時のおやつの、バナナとヨーグルトも激食い！
　鶏挽肉と野菜入りのおかゆもガッツ食い！！
　旦那が帰ってくれば大喜びでお出迎え♪
　いつも通り、ジャーキーのおねだりとかしちゃってる。

　…あれ？あれれ？お、おかしいぞぉ？
　もしや…け、仮病ですかクロさん…？ヽ(￣￣￣￣￣￣∇￣￣￣￣￣￣;)ノ
　もしかしたら、
　「シッポ痒いのにこんなカラー付けるなんて～っ！ヒドイよ～！」
　「せめてもっとお姫様扱いとかしろよ～っ！」
　ってアピールだったのかもしれないわね(;´▽｀A``
　仮病は言い過ぎか。ごめんクロ☆

　結局その日は、その後何事もなく過ぎていきました…
　なんだったんだアタシ…(;_;)

　↓「ヘヘヘ、騙されてやんの、バーカバーカ♪」の、顔（爆）