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カテゴリ:徒然
(前回よりの続き)
山口小夜子がすごいと思ったのは、西洋志向がいま以上に強かった時代に、日本人には日本人にあうのが一番という考えを貫き、自分のスタイルは変えなかったということ。 道理。 日本人がいくら欧米人に近づこうとしても無理、ムーリ。ならば着物で勝負といきたくなるのは凡人の考え。じっさい、これも悪くない。 だが、彼女の場合は、どんな服を着ようと、日本人的というよりは東洋的というか、あるいは人種をこえた彼女独自の世界観というものが現れる。別世界から来た異星人のごとく、不思議な存在感が際立っている。 日本からこんな存在が出ているということに、なにか希望がもてる気がする。 (きっと、あと一回つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.16 00:05:07
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