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カテゴリ:徒然
1995年のこの日、出張で大阪に泊まっていた。
突き上げられるような縦揺れ。続いて、長く大きな横揺れ。 ホテルの建物がミシミシと悲鳴をあげる。部屋のかどかどが撓んでいるのは、実際そうだったのか、心理的にそう見えたのか? テレビが落っこちた。もう動きようがない。ベッドに張り付いているだけ。ちょっと覚悟もした。 ようやく揺れがおさまり、しばしの間は呆然。助かった、のか? テレビをつけて様子を見るに、しだいに明らかになっていく被害の大きさ。・・・えらいこっちゃ・・・というつぶやきが何度ももれた。 それでも翌日からは、壁にヒビが入ったビルの中で仕事は続けられた。 数日間の出張を終えて帰るときの新幹線。自分の乗った車両には、他の乗客はひとりもいなかった。 あれから11年。合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.17 13:25:43
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