|
テーマ:今日見た舞台(958)
カテゴリ:舞台感想記
坂田藤十郎の襲名披露公演。
「鶴寿千歳」 正月っぽいし、目出度いっぽい。 地方の筝曲も珍しい。ますます新春っぽい。 うまいかというよりも、品位を保っておっとりと踊るというのに、 梅玉と時蔵の二人はちょうどあっていると思った。 「夕霧名残の正月 由縁の月」 鴈治郎改め藤十郎のなんともいえない柔らかさは、まさしく和事の雰囲気。 なんでも今回は本物の紙衣を着ているそうだ。 主な役はもとより仲居衆までも上方の役者で固めて、どことなくはんなり気分。 雀右衛門の若さと色気もたいしたもの。 夢の中に現れるという設定にぴったりの雰囲気。 「奥州安達原 環宮明御殿の場」 吉右衛門がとにかく立派。 「花競四季寿 万才」 ちょっと初春っぽい感じが、ここにもある。 前の幕が重量級だったので、口直しとしてもちょうどよいか。 「曽根崎心中」 藤十郎は確かに若い。19歳の遊女役を演じて一生青春。 以上、いつもより長く、5演目で4:15まで。おなかいっぱい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.19 15:37:33
コメント(0) | コメントを書く
[舞台感想記] カテゴリの最新記事
|
|