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テーマ:今日見た舞台(954)
カテゴリ:舞台感想記
吉田都がオディールをつとめる日のチケットが、 奇跡的にとれた。
会場に行ってみると席も予想以上によい場所にて楽しめた。 k-balletの白鳥の湖は、見慣れたものとはけっこう異なる感じ。 歌舞伎に対するスーパー歌舞伎、みたいな位置付けともいえそう。 派手にスピーディー、物語が分かりやすい等等。 一方で、割り切ったものもあるのだろう。 全般にペースが早め。スタスタという感覚。「スタスタ」は一歩間違うと、アタフタ、バタバタにも。そんな感じがした箇所も、いくつかあったような。 ロットバルトがよかった。王子とオデットは、まあ…。 さて、何と言ってもお目当ての、吉田都のオディール。 磨き上げた芸の力で作り上げ紡ぎ出した、まさしく舞台上の幻。動きの軽やかさや音楽性はもとより、 目線など表情のほうも演技が冴えわたる。優雅さももちろん保ちつつの回転の安定さとスピードは、他にちょっと類を見ない。 小悪魔系や女王系とは、また異なるオディール像。強いていえば、「妖精」という感じか。 大満足。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.27 12:55:49
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