テーマ:宇宙(895)
カテゴリ:テクノロジー
小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)は2014年12月3日、
小惑星「リュウグウ」(Ryugu)を目指し、H-IIAロケット26号機で打ち上げられた。 はやぶさ2は2018年6月27日、小惑星リュウグウの上空20kmに到達。 リュウグウまでの距離は地球から2億8千万Km。 目標とする小惑星がリュウグウに決まったのは、太陽系形成初期の有機物や 含水鉱物をより多く含んでいると考えられているという理由。 はやぶさ2のプロジェクトが成功に終われば、太陽系の歴史解明は大きく前進するだろう。 はやぶさ2は、さまざまな周辺調査を行なってきたが、いよいよリュウグウに着陸する。 リュウグウの大きさは約900m。ちっさ! そして、着陸の目標地点は、わずか直径約6mだという。 まさにピンポイント着陸。 想定では、着陸できる場所は東京ドーム程度の広さがあるはずだったのだが 実はリュウグウはコンペイトウのようにすごくデコボコした惑星で、 着陸に適した場所は意外と狭かったことが判明。 それに伴い、着陸制御プログラムの変更作業などが必要になり 着陸が大幅に延期されたという経緯があった。 着陸後、リュウグウに弾丸を撃ち込み、地表面を破壊して飛散した物質を採集する。 着陸予定は、2019年2月22日午前8時 (JST) ごろ。 着陸の様子は2月22日6:45から、ライブ配信される予定になっている。 絶対に失敗できない着陸が、そこにはある。 「はやぶさ2」タッチダウン運用ライブ配信 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年02月21日 21時59分38秒
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