413674 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

きゆら ゆらら

きゆら ゆらら

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

東儀秀樹


東儀秀樹ライヴ


東儀秀樹CD


東儀語録


TOGI+BAO


キース・ジャレット


キース ライブ


キース CD


ジャズ、ボッサ、フュージョン


ビル・エヴァンス


コルトレーン


パット・メセニー


ジム・ホール


ジョアン・ジルベルト


S・グラッペリ


サラ・ヴォーン


カーメン・マクレエ


サッチモ


オスカー・ピーターソン


上原ひろみ


ジョー・サンプル


松本圭司


ノラ・ジョーンズ


ハービー・ハンコック


本田雅人


コール・ポーター


チェット・ベイカー


ダイアナ・クラール


寺井尚子


ジャズのデザイン・pen


チック・コリア


ソニー・ロリンズ


e.s.t.


ヘレン・メリル


スタバCD


ジミー・スミス


ウェス・モンゴメリー


ナットキング・コール


東京JAZZ2005 BS


ラリー・カールトン


ボブ・ジェイムス


ゲイリー・バートン


青木智仁


FOUR CORNERS


東京JAZZ2006


ブラッド・メルドー


ロベン・フォード


トニー・ベネット


フォープレイ


秋吉敏子


ECMユニクロTシャツ


ミリー・ヴァーノン


エディ・ヒギンス


MUSICアラカルト


S&G


尾崎豊


ジャンジェンホワ


クラプトン


ユーミン


高橋真梨子


MISIA


古澤巌


武満徹


石川セリ


ラヴィ・シャンカル


ジェフ・バックリィ


井上陽水


ジェーン・バーキン


マリア・カラス


ロストロポービッチ


ヴィシネフスカヤ


カザルス


ヨーヨー・マ:


BOSEバング&オルフセン


ディジェリドュ


ネットラジオ


ミュージカル・バトン


ジェフ・ベック


鼓童


スティング


アート


ルデューテ


庭園美術館


モディリアーニ


篠田桃紅


竹久夢二


王朝絵巻


モネ ルノワ-ル ウォ-ホル


小磯良平


安藤忠雄


絵画の中の花たち


MOMA モダンって ?


オランダ・フランドル絵画


パウル・クレー


カルティエ・ブレッソン


イサム・ノグチ


マウラー 堀木 ベリーニ


RIMPA 琳派


ダニエル・オスト


佐藤忠良


エリオット・アーウィット


ミュシャ


ジャズのデザイン・pen


ルーブル美術館展


ゴッホ展


ベルギー象徴派展


ベルリン至宝展


ハンス・ウェグナー Yチェア


コルビジェ LC2


ビッフェ


ユトリロ


美大祭


デザイン・フェスタ


横浜トリエンナーレ


ワダエミ


NY・バーク・コレクション


国立西洋美術館 常設展


カミーユ・クローデル


パリを愛した画家たち展


モンパルナスの灯


藤田嗣治展


内原智史


伊藤若冲


エミール・ガレ&ドーム兄弟


エコール・ド・パリ展


青山ユニマット美術館


インゴ・マウラー展


ピカソとモディリアーニの時代展


バービー


ドット・草間彌生 


佐藤可士和


フリーダ・カーロ


異邦人たちのパリ展


モディリアーニと妻ジャンヌの物語展


レオナルド・ダ・ヴィンチ展


大正シック展


モネ展


スキン+ボーンズ展


コルビジェ展


ねむの木のこどもたちとまり子美術展


劇、映画


東京物語 


オイディプス王


日本語で遊ぼ


中高生の演劇


恋愛適齢期


新近松心中


マリア・カラス


真珠の耳飾りの少女


萬斎・松風・高砂


優しい時間 倉本總


向田邦子


五線譜のラブレター


エターナル・サンシャイン


オペラ座の怪人


土方巽


メディア・蜷川・大竹


ベルリン僕らの革命


海を飛ぶ夢


ラストサムライ


Dear フランキー


白線流し


LOVERS


ニュー・シネマ・パラダイス


初恋のきた道


喜びは創りだすもの


カミーユ・クローデル


誰も知らない


モンパルナスの灯


奥さまは魔女


ニューヨークの恋人


ミリオンダラー・ベイビー


アマテラス


タイタス・アンドロニカス


美しい人


ジャスミンの花開く


プラダを着た悪魔


華麗なる恋の舞台で


マリー・アントワネット


それでもボクはやってない


ドリームガールズ


ホリデイ



向田邦子


吉原幸子


河合隼雄


西行 願わくは


梶井基次郎  


谷川俊太郎


中原中也


谷村志穂


青山ブックセンター 


坂口安吾


宇野千代


大江健三郎


東京タワー


祝魂歌


月のしずく


絵本


クレーの天使


クレーの絵本


ピーターパン


スーホの白い馬


つきのぼうや


葉っぱのフレディ


星月夜の音


てぶくろ


ゆきむすめ


おおきなかぶ


茶道


フラワーアレンジ


フラワー基礎


花の歳時記


カラー 色彩


押し花


アロマ


シングルライフサポート


2003.11.21
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 
 クリスマスの時期になると良く見かける「リース」について。


 花環  wreath  クランツ kranz(独)   

 リースの歴史は古く、聖書では、イエスキリストは、
 茨の冠を編んだものをかぶせられ十字架に貼り付けられた、とあります。

 紀元後1世紀、古代ギリシャ、ローマ時代には、
 英雄、勝者、歌手、詩人などを讃え、名誉を表すものとして、
 頭に冠として捧げられました。
 月桂樹、オリーブなどで作られ、聖油をかけて、頭を冷やしました。
 今でも、マラソンなどの勝者に頭冠を捧げるのは、そのなごりですね。

 中世ゲルマニアでは、緑の葉の冠が見られ、王様の黄金の冠のもととなりました。

 バロック時代には、花嫁の飾りとして用いられ、
 いろいろな花や葉を使ったものが生まれました。

 17世紀には死者に捧げる物として使われ、

 クリスマスに使われるようになったのは20世紀になってからです。

 ドアや壁掛けとしての用途は20世紀終わりからになります。
 その間、時代時代の流行でバリエーションを変えながら、
 現代へと引き継がれています。

 日本では、クリスマスのものというイメージの強いリースですが、
 西欧では、死者に捧げるものとしての用途が非常に多いようです。
 これは、もちろん、キリストのイバラの冠からきています。

 

 リースは、輪という、ずっと繋がっていく線の循環であるところから、
 「 永遠 」「 輪廻転生 」「 尽きることなき神の愛 」の象徴です。
 これは、かなり、宗教的な意味合いが強いと思います。

 「永遠に時を刻む」ということから、製作するときには必ず、
 時計周りの流れで、葉や花を入れていきます。
 これは結構、でたらめにやっているものを多く見かけます。
 リングの太さと中心部とのバランスも、美しく見えるバランスがあります。

 素材は、いろいろなものを見かけますが、
 常緑樹(冬でも緑の葉を保っているモミ、ヒバなど)を使ったものは、
 枯れない緑、「永遠の命」の象徴です。

 また、日本では、ドア用リースが多いですが、西欧では横置きにし、
 4本のロウソクを取りつけ、クリスマス4週間前の日曜日から、
 1本ずつ、ローソクに火を灯してゆきます。
 この期間を、「アドヴェント」「待降節」といい、
 キリストの誕生の到来を待ちわびる、という意味があります。

 これは、昔、アスマン先生というドイツのフローリスト学校の先生が、
 延々と熱く語っていらっしゃったのですが、
 「ロウソクが、自らを燃やしてゆく姿は、
 自らが犠牲となったキリストの命の象徴である。
 依って、ロウソクは、本物のロウソクでなくてはならない。」
 ということです。
 冬の夜長、ロウソクの明かりで過ごすのもいいですね。



 ただ、作るだけでなく、こういったフラワーアレンジの歴史を知ることも、
 大切な授業の一環です。

 また、今度、クリスマスのいろいろな素材についても、
 触れてみたいと思います。


        
          
 

 
 

 
 
 
 
 


 
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2003.11.22 15:32:17
コメント(4) | コメントを書く


Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.