年末ぎりぎりまで揉めてんのね・・
6時半起き。布団シーツなど、大型の洗濯。雑用、掃除など。たまにРТР-Планета (ロシアのオンライン番組)を見る。全然分からないけど、雰囲気が掴めて面白い。午後から買い出し。ロシアとウクライナが天然ガス供給を巡って揉めている。産経新聞より。国境論争再燃の兆しも ガス紛争で露とウクライナ ロシアとウクライナの天然ガス紛争が、クリミア半島の帰属をめぐる両国の国境論争再燃に発展しかねない兆しを見せている。ロシアの大幅な天然ガス値上げ通告に対しウクライナ側はクリミア半島でのロシア黒海艦隊駐留条件見直しを示唆、イワノフ・ロシア副首相兼国防相が「見直しは破滅を招く」と強く警告するなど、双方の外交的 緊張は高まる一方だ。 29日にはプーチン・ロシア大統領が新価格での支払いのための信用 供与を提案したがウクライナ側が拒否、事態打開のめどは立っていない。 親欧米路線を取る旧ソ連諸国への天然ガス安値提供を見直すプーチン政権の決定に基づき、政府系天然ガス独占企業ガスプロムはウクライナ向けガス価格を1000立方メートル当たり50ドル(約5850円)から4・6倍の230ドルにすると通告。合意でなければ1月1日からガス供給を止めると警告している。(以下略)プーチンがまるで他人事のように信用供与(ローン)を提案しているのが笑える。おぬしワルよのう!しかしそれでこそプーチン。 時間がないのでこの件についてはまた改めて書きたい。ロシア対ウクライナの2国間のみの紛争、という理解だと情勢が読めないような気がする。例えばもし欧州向けのウクライナ経由するパイプラインをウクライナ政府が勝手に停止した場合、EUが黙っていない(EUは最悪の場合、ノルウェーからの供給を検討しているとか)。つまりこの紛争に関わるプレイヤーは意外と多い。ウクライナ政府はトルクメニスタンからのガス供給の合意に達している。皮肉なのは昨年のオレンジ革命からあれほど自由や民主主義を標榜してきたウクライナが、ガチンコ独裁“永世中立”国家トルクメニスタンと手を結ぼうとすること。丁度昨年の日記でもコメントしたが(ウクライナ大統領選)、まあロシアをあまり舐めないほうがいい。日記はふざけた文体だが、分析は結構当たっていると思う。★日本時間であと数分ほどで2006年。今年も本ブログに訪問していただきありがとうございました。引き続き来年もまたよろしく。