ガラスの仮面
1976年から『花とゆめ』に連載開始された美内すずえ作の少女マンガ。別名、『演劇版スポ根少女マンガ』。平凡だが天才的な演劇の素質をもつ少女・北島マヤが往年の大女優・月影千草に見出され、演劇界の幻の名作『紅天女』を目指すというストーリー。1984年にTVアニメ化、1988年には大竹しのぶ主演・坂東玉三郎演出で舞台化され、1997~98年には、安達祐実主演でテレビドラマ化された。連載からすでに30年経ってるワケなのだけれど、未だ未完。90年代後半には作者の美内すずえは、「今世紀中に完成させる」といってたのだが…今年になって、ようやく6年ぶりに最新刊の42巻がでた。だけど、まだまだ終わりそうにない。私は文庫版で既刊全てもっているので、文庫化待ちということになる。私の中ではもう永遠の未完だろうと思っているので、今更という気なのだが。それが、今ごろになって再びアニメ化されるらしい。TV東京系列の深夜枠だ。深夜枠のアニメは「萌え」系というのは、もはやあてはまらないみたい。「ギャラリーフェイク」や「ジパング」などなど、大人のアニメが増えている。どんどんビデオが増えていってしまう。。。