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ももりん

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2004年10月06日
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カテゴリ:田舎のエピソード
近所でお葬式がありました。
正直言って同じ組でなくてよかったです。

この地のお葬式はみんな自宅で、近所の同じ組の人の手伝いで行なわれます。
手伝いで2日間、つぶれます。
ここに来て2年目、夜10時半ころ電話で明日朝8時に○○さん家集合と言われました。
話を聞くと○○さん家のおばあちゃんが亡くなったと・・・
そのとき初めて○○さん家におばあちゃんがいたのを知りました。
私たちが来る前から入院していたそうです。

そのころはまだ次男が幼稚園児でした。
集合時間の前にコンビニでお菓子とカップめんとボンカレーを買い、お米をといで夕飯の時間にタイマーをかけて、出かけました。
子供たちをいつもよりも早く起こして支度をさせました。
長男は8時前に家を出るので、次男にはテレビを見て待っているように言い聞かせて・・・

次男の幼稚園バスの時間にちょっと抜け出しただけで、ずっと朝から煮物やサラダやおむすびを作っていました。
夕方無理を言って抜け出してボンカレーを暖めて2人で食べているように言い聞かせて戻りました。

その日の仕事が終わって家に戻ったのは11時過ぎでした。
子供たちはテレビをつけたまま眠っていました。
2日目は9時過ぎには帰れましたが、とにかく疲れて次の日は子供を送り出してから寝ていました。

この地に来て12年半で組内のお葬式が4回ありました。
子供が成長してからはかなり楽になりましたし、私自身も手を抜くコツがわかってきたので今はそれほど疲れません。

ここではお葬式のときは夫婦で2日間手伝うのが習慣になっています。
しかし、サラリーマンがいきなり2日間は休めません。
だから、主人は1日だけにしてもらっています。
地元の家はほとんどが3世代同居なので、子供が小さいときでもおばあちゃんかお嫁さんのどちらかが出るだけなのであまり困らないようです。
核家族のよそ者のことなどはまるで考えていないようです。

地区の行事もお正月やお盆に行なわれます。
必ず、出席するように言われています。
でも、お正月やお盆というのは実家に帰る予定にしていました。
他の家は都会に住んでる息子や娘が帰ってくる時期でも、こちらは違うということを理解してもらうまで時間がかかりました。

車で5分くらいのところにすんでいる友人はよそ者だからという理由でお祭りにもお葬式にも参加させてもらえないと嘆いていました。
私が混ぜてもらえないほうがいいよと言ってうちの実情を話したら、混ぜてもらえなくてよかったと言っていました。

地区に馴染むというのは難しいです。
出来る範囲で協力は惜しまないつもりでいますが、何から何まで地元の人と同じにはできません。
でも住んでいるからには同じにしてもらわないと困ると言われました。
もちろん、無理しなくてもいいよと言ってくれる人もいます。
でもまだ、少数派です。
私たちのライフスタイルをわかってもらうまで、まだまだ時間がかかりそうです。





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最終更新日  2004年10月06日 18時48分16秒
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