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2004.01.26
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カテゴリ:映画


アイ・アム・サム『アイ・アム・サム』


親になる資格とは…?


知的障害のために、7歳の知能しか持たないサム(ショーン・ペン)。
彼はコーヒー・ショップで働きながら、
1人で娘のルーシー(ダコタ・ファニング)を育てていた。
娘にこれ以上ないくらいの愛を与え、
幸せに暮らしていたサムとルーシー。

しかし、ルーシーがサムの知的年齢である7歳になったある日、
これ以上の養育は無理だとして、
ソーシャル・ワーカーにルーシーを奪われてしまう。

愛する娘を奪われたサムは、
敏腕弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)を雇い、
父親としての能力を証明するために、裁判に出ることを決意した。



サムとルーシーの周りの人たちも、
ひとクセもふたクセもある人物。

子供の育て方を尋ねるサムに、
TV番組ごとにミルクをあげればいい、
とアドバイスする、お向かいの老婦人。

彼女が外出恐怖症なのは、子供の頃に受けた心の傷のためだ、
ということが、後半で分かるんだけど。

いつのまにか愛する父を飛び越えてしまったと気づいた娘も、
易しい本しか読んでとせがまなかったり。

お互いを思いやり、強い愛で結びついているサム親子と、
触れ合っていくうちに、スーパーウーマンだったリタも、
自分の弱いところを意識するようになる。

「弱い者」と思われている人たちが、優しく助け合って生きている。

そういう、心や体にさまざまな傷を負った人たちが、
ささやかに幸せに暖かく暮らしている。
そこにやってきた、実の父親とはいえ、
子供を育てる能力はないだろうと判断する「健常者」。

子供を育てるのに必要なのは…知識?能力?経済力?
それとも、愛…?

でも実際問題、全部必要だよなぁ。。。
愛だけがあったって、全く生活能力がない親だったら、
子は育たないだろうし…。


でもこの映画もそうだけど、『レインマン』しかり、『レナードの朝』しかり、
本当にこういう障害を持った人たちの苦悩って、
分かりえないよねぇ。。。
励まして、同情することしかできない。
理解しようと努めるけれども、本当に理解することは、できないよね。

病気持ちとはいえ、全然普通に暮らしている私なんかには、
遠く想像も及ばない苦しみがあるんだろうな。
当人だけじゃなく、家族や、その周りの人たちも。。。


親になる資格とは。

自分一人では足りなければ、周りの人の助けを借りて、
知識もお金も時間も愛も補う。
そして、子供を「飢えさせないこと」。

これが、「親になる資格」なんじゃないかと、
結婚すらしていない私なりの回答。


しかし、簡単に自分の子を虐待したり殺したりしてしまう今の世の中。
子供を育てるってことは、中途半端じゃできないな、と思った映画でした♪


【参考】
 goo映画 アイ・アム・サム



One father is more than a hundred schoolmasters.
一人の父親は百人の教師にまさる。


♪本日のBGM
     ザ・ビートルズ/アンソロジー2
ザ・ビートルズ アンソロジー2

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最終更新日  2006.05.13 13:46:35


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