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*モナミ* SMAP・映画・本

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2004.10.21
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カテゴリ:映画

◆05月27日発売◆モンスター『モンスター』


幼児期から虐待を受け続けたりと、
悲惨な過去を背負う娼婦アイリーン(シャーリーズ・セロン)。
生きるためには身体を売るしか術のない彼女は、
自分を蔑み、絶望し、自殺を考えていた。

しかし、無垢な同性愛の少女セルビー(クリスティナ・リッチ)と出会い、
アイリーンは生まれて初めて愛し愛される喜びを知る。

一緒に暮らし始めた2人だが、堅気になりたいと願いながらも、
生きていくため、アイリーンは娼婦をするしかなかった。

そして仕方なく路上で客をとった夜、客の男から瀕死の暴行を受け、
はずみで相手を射殺してしまう。



いやぁ、シャーリーズ・セロンの化けっぷりにビックリ!
よくぞここまで…さすが女優!って感じ。

顔はまぁ、特殊メイクやらでどうにでもできるだろうけど
(それでも、全く面影なくて驚いたけど)
すごいと思ったのは、その体!
この役のために、13Kg太ったらしい。

しかしそれでも、きっと次の役のためにはキレイに痩せれるんだろうから、
やっぱすごいわ、女優さんって。


タイトルの『モンスター』。
モンスター=アイリーンというイメージだったけど、
セルヴィの方が、モンスターだよな…。

2人でまっとうに生きていこうと娼婦を辞めた、というアイリーンに、
「なぜ?お金はどうするの?お腹すいた」と駄々をこねるセルヴィ。
「あなたが来いって言ったんだから、ちゃんと面倒見てよ」と詰め寄るセルヴィ。

でもそんなセルヴィでも、アイリーンにとっては、唯一愛を感じた相手だった。
だからこそ、「一緒に海辺の家に住もう」なんて、叶いっこない夢物語を語ったり、
殺人を繰り返してまでも、セルヴィに側にいて欲しいと願ったのだろう。

最初にはずみで男を殺してしまった時、あそこで自首すれば、
正当防衛で罪には問われなかったかもしれない。
でもアイリーンは、せっかく手に入れたセルヴィとの暖かい生活を、
手放したくなかったんだろう。
だから、逃げた。

セルヴィに会いさえしなければ、ここまで殺人を繰り返すこともなかっただろうに、
と思わずにいられない。

無邪気なモンスター。
無垢さは、時になによりも人を傷つける。


しかし、道端に立ってる女性をいとも簡単に車に乗せ、
しかも20ドルで、って、そういう男性って、多いのか?
そんなの殺されて当然、とまでは言わないけど、殺されたとしても仕方なくない?

モンスターのような男たち。


どうにか、まともな道を見つけて、2人で生きていく方法はないのか…と願いつつも、
ろくに教育も受けてない、ちゃんとした仕事に就いたこともないアイリーンには、
選択肢のない社会。
そして、愛されたい、愛したいと思っても、「娼婦だから」という理由で、
軽んじられる社会。

モンスターのような社会。


結局最後まで救われることのなかったアイリーン。
愛するセルヴィにまで裏切られたアイリーン。

モンスターとは一体何?と考えさせられた映画でした。


【参考】
 モンスター 公式HP
 goo映画 モンスター
 アイリーン・ウォーノスについて


♪本日のBGM
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最終更新日  2005.05.09 15:38:20


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