＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『バッド・ガールズ』


辛い過去を持つ娼婦たちが働くサロン。
常連客に暴力をふるわれる仲間を見かね、
女主人コーディ（マデリーン・ストウ）は、
男をピストルで射ち殺してしまう。

死刑執行寸前に、彼女は3人の仲間に助け出され逃亡、
4人は、指名手配の身となる。

新天地を求めての道中、偶然出会った昔の男に金を奪われるが、
銃を手に、男たちへの反撃が始まった。


西部劇＝タフな荒くれガンマン、ってイメージだけども、
なんのその。
この時代は、女もタフだった。

馬で西部の荒地を駆け抜け、銃を撃ちまくり、
野宿をしながら、蛇をさばいて食べる。

ボロボロの服で、髪もボサボサ、顔も体も泥だらけなのに、
彼女たちの、かっこいいこと！
レディなドレス姿で馬にまたがる姿も、イカす！


しかし、そんな奔放な女たちを、面白く思わない男たちも、
いつの時代にもいるもので。
この時代なら、なおさらなのかも。

単に「罪を犯した」というだけではなく、そういう「自立した女」を、
かわいくない、痛い目にあわせてやろう、って気持ちも、
あったんだろうな。
「女ごときに何ができるか」って。


「生きるために体を売る」って言うのも、究極の女の強さだよね。
プライドも何もかも捨ててでも、生きてやるんだ！ってことだもん。


愛する人ととどまることを決めた一人を残し、
埃っぽい大地を、駆けていく3人。

女であることで、不利な状況を多く迎えるのだろうけれども、
女の強さで、何でも乗り切っていけそうな気がした、映画でした。

【参考】
　goo映画　バッド・ガールズ


♪本日のBGM
　　　　　　　
Chely Wright　Single White Female

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