『バス男』
毎日バスに乗ってハイスクールに通う、
ナポレオン(ジョン・ヘダー)は、
ルックスもライフスタイルも、そして、
家族や友人までもが、超がつくほどの、
オタク・ワールドの住人。
30を過ぎて無職&チャット恋愛中毒の兄と、
かつての栄光を振り返ってばかりの叔父さんは、
怪し気なビジネスを行っている。
唯一の友人は、勝算ゼロなのに、
生徒会長に立候補を企む、
ペドロ(エフレン・ラミレッツ)だけ。
そんな彼らにも、ダンスパーティの季節がやってきた。
パーティまでにパートナーを探さなければならない。
果たして、超オタク青年ナポレオンは、
スィートな彼女をGETできるのか!?
「オタク」は日本だけじゃなかった。
「引きこもり」も、日本だけじゃなかった!
そりゃそうなんだけどさ、
ガイジンのオタクってどんなもの?
と興味津々で観たのですが。
いわゆる「オタク」というよりも、
顔も性格も生活もサエない、もっさい高校生。
家でも学校でも自分の世界に入り込むことが多くて、
そのせいで、同級生たちにちょっかい出されたりして、
でもそれに悩んでるわけでもなく、ましてや、
嘆いてるわけでもなく。
とても人畜無害そうな、ナポレオン・ダイナマイト。
怖いくらいのもっささぶりなんだけど、
演じるジョン・ヘダーの写真を見て、驚いた!
ものすごカッコいいんですけど…!
この人とあの人が、全く繋がらないんだけど!
↑ジョン・ヘダー ナポレオン・ダイナマイト↑
同一人物だと思わせるのは、なで肩のラインぐらい!?
この顔なんて、ものすごーーく好みなんですけど!
人の見た目って、どんだけでも変わるのね…。
ということは、日本のアキバにいるオタクも、
変わろうと思えば変われる…!?(謎)
ストーリーは、格別どうということもなく、
たらたらーっとしたゆるーい流れが、
気分の凹んでる時なんかに見るのに、
ちょうど良い感じ。
英語もすごく聞き取りやすいので、
英語の勉強にもいいかも?
しかし邦題の、『バス男』。
『電車男』にあやかったのだろうけど、なんだかなぁ。
バスといってもスクールバスだし、
助けた美女と恋に落ちるわけでもなし。
いっそ原題の『ナポレオン・ダイナマイト』で、
よかったのに。
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