*モナミ* SMAP・映画・本
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『過去のない男』 地方からヘルシンキ中央駅に流れ着いた、 訳有りげな男(マルック・ペルトラ)。 スーツケースを傍らに置き、 ベンチで休んでいたところを暴漢に襲われる。 身ぐるみ剥がされ、一命は取り留めたものの、 頭を強打し、過去の記憶を失ってしまった。 港湾の貧民区で保護されたその男は、 ホームレスたちのさり気ない優しさや、 素っ頓狂なユーモア、そして、 救世軍の女性との出会いによって、 次第にに活き活きとした人生を取り戻す。 これって何語だろう? ドイツ語? フランス語? にしちゃ、「ありがとう」が聞いたことない言葉だし。 と、そのくらい前知識なく観た映画。 2002年カンヌ国際映画祭グランプリと、 主演女優賞をダブル受賞した、フィンランドの映画。 フィンランドぽい、というのか。 他のフィンランド映画を観たことないから、 比べようもないけれど。 肌寒そうな、少しくすんだような色あいと、 素朴だけれども不器用な登場人物たちに、 古い時代のお話かと思ったら、電車の食堂車で、 主人公がお箸でお寿司を食べてる。 ってことは、わりかし近年のお話なのか。 そこだけ時が止まってしまったような、 ゆったりとした物語。 もちろん、テーマは重いんだけれども。 重いんだけれども過去を思い出せない、という男に、 「それはいい。人生は前にしか進めないんだから」 という、ホームレスの言葉。 正装した彼が、「金曜の夜だからディナーに行こう」 と連れて行ってくれたのは、救世軍の配給。 貧しくても、過去がなくても、 人間は楽しく生きることができる。 最近行動的じゃない?って女の言葉に、 君のお陰かな。 なんていう、そんな気持ちが、なんとなく分かる。 自分が誰か、ではなく、どう生きるか、が大切。 過去がどうであっても、未来は自分の思うとおりに、 作ることができる。 ワンコがね、かわいいの♪ 女の子のかわいいワンコなのに、 名前が「ハンニバル(食人鬼)」(笑)。 地味だけれども味のある、映画でした♪
【参考】 過去のない男 公式サイト
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