*モナミ* SMAP・映画・本
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『守護神』 任務中に大切な相棒を失い、 心と身体に深い傷を負った伝説のレスキュースイマー、 ベン・ランドール(ケビン・コスナー)。 現場を退いた彼は、レスキュー隊員のエリートを育成する、 “Aスクール”に、教官として赴任する。 そこで出会ったのは、元高校の水泳チャンプである訓練生、 ジェイク・フィッシャー(アシュトン・カッチャー)。 才能に恵まれながらも、何かに苛立ち、 時に暴走してしまう彼の中に、ベンは、 自分と同じ心の傷を見い出す。 救い続けることこそ、生き残った者の「宿命」。 そんなベンの信念に心打たれ、ジェイクは次第に、 人命救助の本当の意味を学んでいく。 いつしか二人の間には父子にも似た強い絆が芽生え、 ジェイクは1%未満といわれる難関を突破し、 現場復帰したベンと共にレスキュースイマーとして、 アラスカのコディアック基地に配属される。 そこには、想像を絶する過酷な運命が、 彼らを待ち受けていた。 ハリウッド版『海猿』。 違うところといえば…どこだろ?(爆) 『海猿』が、若い訓練生の苦悩や恋愛といった、 成長する側の物語だったのに対し、これは、 引退間近の老(でもないけど)レスキュー隊員の、 過去を引きずり人生を模索し続ける物語、 とでも言おうか。 もっとも、ベンの妻が今さら離婚しようとする、 その気持ちはちょっと分からないけど。 そういう仕事だってのは分かってるハズだろうし、 そうやって何年も一緒に暮らしてきたのに、 なぜ今になって、一緒に過ごす時間がないだの、 へっぱっただの。 もっと若い頃に言うならまだしも。 現場と学校での訓練が隔たりすぎていることを憂慮し、 体当たりで学ばせようとするベンに、 やり方が違うといいながらも、ベンの思うようにさせる、 周りの教官たち。 レスキューのプロであり、誰からも尊敬されており、 そしてその腕と信条をみんなに認められているからこそ、 なんだろう。 この男に任せておけば間違いない、という、 ゆるぎない信頼感。 こういう命がけの現場では、それこそが言葉より何より、 確かなもの。 しかしこの迫力は、すごい。 実際にこうやって救助活動をしている人たちが、 いるんだよなぁ。 自らも死ぬかもしれない危険な場所に、 人を救うために飛び込む。 そして、何十人、何百人助けたとしても、 助けられなかった数人が、脳裏から離れることはなく。 自分の家族でも友人でもない、 言ってみれば赤の他人のために命を投げ出す人たち。 彼らがいるからこそ、私たちが安心して、 生活したり遊んだりできるんだな、とつくづく思った、 1本でした。
【参考】 守護神 公式HP
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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