*モナミ* SMAP・映画・本
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『ナチョ・リブレ 覆面の神様』 幼くして両親を亡くし、修道院で孤児として育てられた ナチョ(ジャック・ブラック)。 大人となった今は、その修道院で料理番として、 孤児たちの面倒を見る日々。 しかし、お金のない修道院では子どもたちに、 満足な食事を与えることもできない。 そんなある日、ルチャ・リブレ(プロレス)のスター、 ラムセスの豪華な暮らしぶりを目にしたナチョは、 自分もレスラーになってお金を稼ぎ、 子どもたちにおいしい食事をさせてあげようと、 決意する。 ところがルチャ・リブレは、修道院の老僧や、 ナチョが憧れるシスター・エンカルナシオン (アナ・デ・ラ・レゲラ)から、 忌み嫌われていた。 そこで彼は、修道院には内緒で試合への出場を決め、 ひょんなことから知り合った謎のヤセ男を相棒に、 奇妙なトレーニングを開始する。 正月ボケした頭にちょうどいい、ゆるーい映画。 コメディ映画のお約束のオンパレードなんだけれど、 なぜかそれらが受け入れられてしまう、 ジャック・ブラックの魅力。 彼の体を張った演技?もさることながら、 顔全体での表現を見ているだけでも、 楽しくなってくる。 眉毛だとか口だとか髪だとか、 よくもあんなに動くものだと。 言葉ではなく、顔で語る俳優。 レスリングの対戦相手たちもまた、個性豊かで。 大きかったり小さかったり毛むくじゃらだったり。 スポーツとしてよりも、見世物としての、 エンターテイメント性が強いのは、日本も同じ。 レスリングは神の教えに反するものとして、 修道院の老僧やシスターは、猛反発。 だけどもナチョは、そのファイトマネーで、 自分が贅沢するのではなく、修道院の子供たちに、 まともな食事をさせてやりたいと思う。 もし仮に、神様がレスリングを禁止してるとしても、 その心は否定されるべきものではないのでは? ってところが、宗教の矛盾といいますか、 解釈の難しさといいますか。 もっともそんなこと言ってたら、 じゃぁ貧しさのためなら、盗みも殺しもしていいのか、 ってムツカシイお話になっちゃうけど。 そもそも、あんなに美しい女性がシスターである、 ってことが、間違ってると思うのだけど(笑)。 ゆるーい笑いと素朴な感動が繰り広げる技に、 KOされた映画でした♪
【参考】 ナチョ・リブレ 公式HP
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
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