*モナミ* SMAP・映画・本
< 新しい記事
新着記事一覧(全5068件)
過去の記事 >
『マンハッタン・ラプソディ』 コロンビア大学の数学教授グレゴリー(ジェフ・ブリッジス)は、 セクシーな美女を見ると目まいを起こしてしまう。 かつての不幸な恋愛体験のせいで、極度の女性不信なのだ。 美女にこりごりしたグレゴリーは、思い余ってインターネットへ、 "35歳以上、容姿は問わず"との交際広告を出す。 一方、同じ大学で文学を教えるローズ(バーブラ・ストライサンド)は、 今までロマンスに縁が無かった。 グレゴリーの広告を見た妹のクレア(ミミ・ロジャース)は、 姉の写真を送る。 同じ大学と知ったグレゴリーは、彼女の講義を聞きに行く。 "プラトニックな恋愛"を取り上げた講義の内容に、 この女性なら大丈夫と思ったグレゴリーは意を決してデートに誘う。 "SEXなしの付き合いがしたい"との申し出に戸惑うローズだが、 奇妙なデートを繰り返すうちに、お互いに惹かれ会う。 性的な関係を持つことに「疲れた」中年男グレゴリーが、 「知的な」男女関係を持てる恋人を望むと、ネット広告を出す。 それを見たクレアは、ぱっとしない姉のローズの写真を勝手に送り、 男にも恋愛にも縁のなかった中年女が出会う。 そういう出会いは、今の時代珍しくもなんともないけれど、 グレゴリーの申し出が変わっている。 それは、「SEX抜きの男女関係」というもの。 それに戸惑うローズだけども、恋愛経験が豊富なわけでもなし、 容姿に自信があるわけでもなし、そういう関係もいいかと承諾。 何よりグレゴリーの人間性や知的な部分に惹かれて、 プロポーズも受ける。 が、しかし。 恋人とキスする時に音楽なんて聞こえる?なんて講義をし、 恋愛=SEXではない、私たちはもっと深い部分でつながっている、 得がたい知的な関係だ、と割り切っていたつもりだけれども、 恋人らしい触れ合いも、甘く優しい言葉すらもないことに、 次第にローズは苛立ちを感じる。 SEX抜きとは言っているけれど、結婚までして一緒に暮らしていれば、 そのうち彼もその気になるかもしれない、なんていう期待が、 ローズにはあったのかもしれない。 せめて、恋人のように扱ってくれるかもしれない、と。 が一方グレゴリーは最初に言った通りのことを守るつもりで。 その気になることなんか全くなく。 ローズが意を決して、約束どおり「予告」したのに、 それにすら尻込みしてしまう始末。 男も女も、年を重ねると色々事情があって、恋に飛び込めなくなって。 その足枷は親だったり、今までの経験だったりするのだけれど。 頭でっかちになってしまう分、感情に任せることができなくなって。 そんなもどかしさが、滑稽でもあり、切なくもあり。 でも落ち着いた、というかスローモーな展開の恋愛もまたいいな、 なんて思った映画でした。 大切なことに気が付き、恋人同士のようにキスをする2人。 その時、アパートの一室から聞こえるプッチーニの音楽がまた、 イカしてる。 ナイスおじさん! グッジョブ! グレイテスト・ムービー・ソングス
『パッセンジャー』 Passengers 2017.04.01
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.30
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』… 2015.08.29
もっと見る
PR
日記/記事の投稿
プロフィール
v_のん_v
SMAPとか映画とか本とか病気とか
キーワードサーチ
カテゴリ
カレンダー
バックナンバー