*モナミ* SMAP・映画・本
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『べっぴんぢごく』 著:岩井志麻子 死霊が彷徨い、腐臭漂う岡山の寒村。 母を惨殺されて天涯孤独になった乞食のシヲは、 村一番の分限者の養女となった。 「ぼっけえべっぴん」と賞されたシヲだが、シヲの娘・ふみ枝は、 牛蛙と綽名されるほど醜く、母シヲの淫蕩な美しさを憎悪する。 さらにその娘・小夜子はシヲに生き写しの男を狂わす妖艶な美少女、 そして初潮をむかえたばかりの小夜子が産んだのは、 もはや“人とは呼べぬ”ものだった。 美女と醜女が一代交替で生れるのは、禁忌を犯した罰か、 土俗の死霊の祟りなのか。 呪われた家系を生きた六代の女たち、愛欲と怨念にまみれた、 百年の因果の物語。 禍々しくも美しく、そして愛と憎悪にまみれた女たち。 自分の中に流れる因果な血を呪いながらも男を惑わし、 その子を宿し産まずにはいられない。 その血に家に禍々しいものを感じながらも、愛さずにいられない男たち。 そしてそれは死んでもなお、女たちに付きまとう。 その因果の始まりには、悲しい物語が。 悲しいからこそ美しい女たちの地獄は、続く。
【参考】 ◆岩井志麻子の著書は→
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メイキング・オブ・マッドマックス 怒り… 2015.07.24
『家族の言い訳』 著:森浩美 2015.02.07
『あなたに褒められたくて』 著:高倉健 2015.02.05
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