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カテゴリ:モンゴル国立大学・学校、教員
卒業証書はこんな感じです。
ぶ厚い表紙と裏に挟まれており、日本でもらう紙だけよりも立派そうに見えました。この右側の証書の次のページには、全ての取得した科目、点数、成績の一覧表がついてます。 名前を聞いて、たくさんある証書からその生徒のものを探し出して渡します。ちょっと非効率なので、時間はかかりますが、皆とても嬉しそうでした。 この生徒も私のクラスを受けました。 こちらも経営学科で、昨年の生徒です。 全体に「授与式」というよりは、混乱の中での配給品の分配のような風景でしたが、周辺にはカメラを持った人たちがどんどんやってきます。 大切な場面を撮ろうと、カメラが群がります。 卒業証書をもらった人たちは、これまた撮影モードです。 皆、懐かしい面々です。 周りを見ると、いつの間にかギャラリーが増えています。 ご覧のように、会場の外にはたくさんのギャラリーがいます。 多くは、卒業生の親や親せきで、もちろんご近所の見物の人たちもたくさんいます。 もう、溢れんばかりになってきました。 この会場内に、親が入っていいのかどうかもよくわかりません。外にもいれば、中にもいるからです。 田舎からこの日のために上京してきた両親と写真撮影です。まさに人生のハレの日です。 個別の写真撮影が済むと、今度は集合写真です。 経営学科の卒業生たちです。 ですが、他の学科ではもう黒い服は脱ぎ捨てている人も出てきました。 やっぱり女性たちは、せっかくこの日のために新調したドレスをお披露目したいのでしょう。 こうして、卒業式会場は特に閉会の辞もなく、撮影会が繰り広げられていきました。そしてこの後は、夜のパーティに明日の旅行へと続いて行くのです。 屋外での式、厳粛というよりは和気あいあいな感じのモンゴルの卒業式は、それはそれでありなんだろうなと思いました。主役は卒業生ですからね。 「完」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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