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カテゴリ:日本とモンゴル(文化・交流)
モンゴル人へのビザ発行の手続きが変わりました。
詳しくは、在モンゴル日本大使館のHPをご覧ください。 http://www.mn.emb-japan.go.jp/news/20120502sashorenewal.html 大きな変更点は2つ。まず、日本在住者からの招聘状・身元保証書を原則として不要となったことです。 そのためには、自らの経済的な渡航能力を示す必要があるとのことです。その基準がいくらくらいなのかは、HPだけではわかりませんが、これだけでも随分と負担が軽くなったのは事実でしょう。 もう一つは、申請した日から3日目に発給するという審査期間の短縮です。今まではケースによってはかなり長いこともあると聞きました。 今回の改正は「この基準に合う人については、どんどん発行する」という姿勢の表れではないかと思います。 今までは結構大変でした。日本からの招へい者を見つけるのも大変ですし、その人に招聘状を書いてもらうのもひと苦労です。考えてみれば、私たち日本人だって急にそんなこと言われたら困るでしょう。 今度の連休は、シンガポールやタイへ遊びに行こう!と思っても「タイ人からの招聘状はあるか?」と聞かれたら、かなりハードル高いです。 世界遺産のマチピュチュ行きたい!と思っても、「ペルー人の身元保証人はいるか?」と聞かれたら、まず無理です。 経済的な渡航能力を示す、というのは、恐らく過渡的な措置だと思います。私が初めてアメリカに行ったのは、遠い昔の学生時代でしたが、確かその時は親の銀行預金通帳のコピーを申請書類に添付した覚えがあります。 私はその時に「なんでこんな一時的なだけの銀行預金に意味があるのか?その日借金してお金を預けてコピーするだけでいいのか?」なんて思ったものですが、やり方次第ではそんなに難しい基準ではないでしょう。基準の金額があまり高くないことを期待します。 日本大使館のHPを見ると、簡単にはなったと言いながらも、やはり結構面倒な提出書類があるようです。 例えば、モンゴル人が韓国へ旅行するときは、面倒な書類の準備はほとんどいらず、旅行日程、パスポートやIDのコピーなどで済むことが多いようですが、日本はまだ面倒です。 会社の在職証明書や複数の銀行預金残高で済む人は良いでしょうが、学生などは、親や親せきの残高証明に加えて、出生証明や申述書なども必要です。 「行きたければ当然だ」と考える向きもあるでしょうが、日本の学生がバリ島へ遊びに行きたい時にも同じように必要だとなると、かなり面倒です。 とはいえ、多くの場合は自分自身で書類を揃えられるようになったのは事実です。今後もっと簡素化することを期待します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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