カテゴリ:雑感
福岡市美術館がリニューアルオープンした。
大濠公園の桜も開花宣言が出たのでそろそろ花見もできることだろうと、 旦那と二人で見に行くことにした。 大層な人手を想定していたが意外と少なかった。 入るとすぐに、お目当てのダリのポルトリガロの聖母ほか、1点だけでも展示会の目玉になるような名作が! 見たかったレオナール藤田の仰臥裸婦もあった。絵葉書を是非買うぞ!と意気込んでいったのに、売ってなかった。非常に残念。 他にも今は昔の開館時に福岡市が記念に購入したと記憶しているミロのとぼけたテイストの絵とか(しかしながら落札金額は途方もなかった)シャガールもってるのは福岡市だけでーすと自慢の一品とか、(こちらもなぜか絵葉書が売っていない)最初の1室めは豪華すぎてクラクラしそうだった。 次の2室めにはいると、郷土ゆかりの坂本繁二郎とか、青木茂とか。 脇役っぽい扱いだけど、ハイライトに選ばれている絵が桁違いだったからだろう。 4艘の桜を描いた屏風。 富田渓仙の「御室の桜」もしっとりとして素晴らしい。 これも是非絵葉書が欲しいところだ。 ちょっと雰囲気を変えて、 コランの「海辺にて」 数人の若いお嬢さんたちが海辺で群舞している絵だ。 ギリシャ神話の挿絵みたいな絵で非常に大きな絵なのだけど、割と好きな感じだ。 庭に水色の布を敷き、海に見立てて 若い女の子のモデルを布の前に立たせて。 これで充分だと書いたんだそうだ。 弟子の黒田清輝さんがこっそり暴露する解説板が横に添えてあったりするのが茶目っ気のある楽しい演出になっている。 これも絵葉書がなかった。画像は「パブリックドメインQ」から転載。 他にも現代的な作品などさまざまな所蔵品が展示されていたが、最初の2室で力尽きてしまった。 彫刻やら、写真やらある意味節操なく(いや、きっと何かしらの思想はあると思うけど) これでもかー、という感じ。 順路に入っていなかったから、見ていないが他にも仙厓さんの作品などが展示されている展示室もあったようだ。 到底一日では周りきれないので会期中、折をみて行ければいいなあ。 今回も欲しい絵葉書があまりなかった。絵葉書コーナーで気に入って買ってきたお土産。 ダリの作品。だまし絵のようで面白い。 こういう構図って自分ではとても作れないのでただひたすらに凄いなあと思うのみ。 アンディ・ウォーホルの猫さん。 目玉展示品には「エルヴィス」が出ていたが、私はこの猫のほうが好き。で、この猫さんは展示されていないのであった・・・・。(そもそも収蔵品なのかも怪しい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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