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きら猫のお買い物三昧

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2019年12月26日
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カテゴリ:雑感
昭和の時代や平成の半ばごろまでは
新札両替は銀行のサービスの一環で
手間がかかるのに手数料は取っていなかった。
1つには、必ずしも新札を用意することができるとはかぎらないので
手数料をとる正規のサービスにするとできなかったときが困る、
というのも理由であったかもしれない。
両替商、というものは江戸時代は同じ価値のお金の種類を変更するだけでも
多少の手間賃をとっていた。
しかし、近年の銀行では両替はあたりまえのサービスでこれを無償で提供していたのだろう。
ところが、近年
貸出金利が低迷し「お金を貸して利ザヤをとる」という本業で儲けることができなくなった銀行は
とうとう我慢の限界を超えたようで、場合によっては「両替は有料」の姿勢を打ち出している。

新札といえば、もうさかのぼること20年くらい前になろうか、
転勤してきた私の上司はとてもスタイリッシュに生きることを好む方で
この方のポリシーでは財布の中のお札は必ずすべて新札であるべき、というのがあって
確かに一万円札も5000円札も1000円札もすべて綺麗な新札であった。
もともと銀行におられた方だったので、
新札を入手することはそれほど難しいことではなく
おそらく一ヶ月かそこら使うだけのお金をすべてあらかじめ新札に変えて
それをお財布に忍ばせておられるのかと思っていたら
そうでもなくて、適時銀行の窓口で両替してもらっているとのことだった。
支払をするときに新札を出すことは自分のブランディングの一つで
お店の人にスタイリッシュな自分を認識してもらう為なのだそうだ。

逆の立場、お店の方でも新札をわざわざ使う店のことは実はよーく知っていた。
思い出せばさらにさかのぼること30数年前
私の勤めていたメーカーのショールームではお釣り用のお札はすべて新札でそろえていた。
お釣りをお返しするにあたって
きれいな新札をお渡しすることでお客様へ誠意をお見せする、
とかなんとかその制度を決めた店長さんが言っていたように思う。
お客様の大半はなじみの方で法人も多かったことから
現金で支払われる方は少なくお釣りが出ることもたいしてなかった。
会社の方針で給与を現金支給していたこともあって、
毎月ある程度まとまった額の現金が入ることから
新札が入ることもあったのか、金庫の中にはわざわざそれ用に
一定額の新札がプールしてあったことを思い出した。

超現実的な私からすると、わざわざ新札を用意してそれを使うことが
それほどまでに素敵なこととは思えなかった。
お店の方がやる分にはまあ、まだわかる。
他人に手間をかけさせてしかもそれが無償であることを知ったうえで
自分の対面のためだけに利用しておきながら
まるで自分の手柄のように
得意げにアピールする姿がどうにも違和感を感じたからだった。

年末になると、お年玉の為にできるだけ綺麗な新札を用意せねばと思う。
ATMでたまさか綺麗な新札がでると嬉しくなるが、
実は新札は詰まりやすいそうで、窓口に回されやすいんだそうだ。
仕方がないから、この時だけは窓口に行って、預金の引き出しを依頼するときに
可能な限り新札でとお願いしている。

今年もなんとか必要な分は揃えることができた。





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最終更新日  2019年12月26日 04時57分29秒
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