ミ、ミシンが!!
日曜日のことなのですが・・・ミシンが壊れてしまいました壊れたというより、私が操作をあやまり・・・壊してしまいましたファスナー用の金具なのに、普通の設定で動かし上糸と下釜がかみ合わなくなり、隣町の松井ミシン商会へ修理を依頼しました。私が使っているミシンは、ジャノメの1985年生の電子ミシンです。つまり・・・23年物です。義母が買った物なのですが、仕事をしていて忙しく雑巾を一枚しか縫ったことがないとか。古いですが、新品同様の状態で譲っていただきました。縫い目もきれいで、大活躍していたのに壊してしまった旦那は「もう古いから、治らんかもしれんし新しいのこうたら」と・・・修理に持っていくと「全部、分解してみてみなわからんねえ。1万円はみてもうちょかなあいかん。治らんでも2000円の診察代はいるよ。」と言われました。旦那に言うと「1万円修理でかかるやったら、古いミシンやしまた壊れるかもしれんき新しいのにしたら。」ううっ、悩みましたよ。悩んでもう一度お店にいって相談しました。すると「ミシンは上等!もったいない!!今からすぐにみちゃおき、明日には治る。」とそうでね、もったいないちやほんまに。次の日の朝には電話があって「治ったきとりにおいで、使う本人がきいね。」早速お店に行くと、今までとは雰囲気が違うミシンが!何が違うか、何か凛としたような感じが。「きれいに治ったきね。糸は60番しか使われんで。下糸を巻くがもベルトがきれちょったき変えたき。」一瞬でも新しいミシンに変えようと思った自分が恥ずかしい。すごくすごく、きれいにしてもらったミシン。とても調子が良いです。今までは「義母のミシン」という感じだったのがおじさんに手を入れてもらったことで「私のミシン」になったように思います。そして、ボビンも買ってきました。ボビンの入っていた袋。何かすごくレトロな感じ。お店も時間が止まったかのような感じがしました。私の祖父が大工だったのですが、同じような職人さんの空気がありました。おじさんに本当に本当に感謝です。帰るとき、車が出るまで手を合わせ頭を下げて見送ってくれました。近くにこういう方がいてくれるのが、嬉しいです。大切にミシン使いますね。本当に本当にありがとうございました。旦那も帰ってきてから「ミシンがしゃんとしたねえ、良かったねえ」と言ってくれました。(旦那は当時かなり高く月賦で買ったミシンなので、義母がだまされたと思っているみたいです。それであまりミシンを信用してなかったみたいです。)