先週号(9号)の週刊少年チャンピオンから中山昌亮(まさあき)さんの『不安の種』が新連載になりました。
『?新連載なのにリンク先で単行本の紹介がされてる?』
実のところ、以前に同じ秋田書店から発行されている『チャンピオンRED』って月刊誌で連載していたのですが、まあいつの間にやら連載終了していて、それが今回掲載誌を変えての復活連載に相成ったわけで。
内容は、一ケタで収まるページ数で一話完結するショートホラーなんですが、原因も結果も極力省き、怖い(あるいは不気味な)状況だけをポツンと置いてタイトルどおり読者に『不安の種』を蒔きます。
(実話怪談の代表作とも言える『新耳袋』にかなり近いテイストだと思います。)
各話のアイデアもいいですが、それを支える画がいいです。
『こういう状況には遭遇したくないな…』
『自分の生活空間には訪れて欲しくない存在だな…』
といった画が続出です。(読んでて怖気がする)
元々、『オフィス北極星』で中山さんの絵に魅せられ、ずっと追っかけていたのに、更に好きなホラーというジャンルということで、もう・・・。
もう読めないと思っていたので、かなり嬉しい復活連載でした。
(復活第一回は『おちょなんさん』が絵も話も怖かった。)
※2006年秋にテレ朝で放送されてた『PS-羅生門』の原作も描いてらっしゃいます(絵担当)。原作とミスマッチなキャスティングだったんでドラマは観ませんでしたが。
あと、中山さんと誕生日が一緒だったのはウレシビックリ。