カテゴリ:本
出版:講談社ノベルズ 薔薇十字探偵・榎木津礼二郎大活躍の、京極堂シリーズ外伝。 『百器徒然袋-雨』から続く第二弾。 「五徳猫―薔薇十字探偵の慨然」 「雲外鏡―薔薇十字探偵の然疑」 「面霊気―薔薇十字探偵の疑惑」 前作より登場の本島さんは、すっかり榎さんの下僕街道まっしぐら。 関君のお株を奪い、更なる躍進をとげ…たくないよね。 今回も榎さんの傍若無人、唯我独尊っぷりは健在。っていうよりパワーアップしてる。 それに京極堂も外伝バージョンで、榎さんモードで楽しそうだ。 前作の《雨》より断然面白かったわよ。 「五徳猫」は、ちょっと思い入れタップリに読んじゃった。 私の部屋にも招き猫がいて、しかも豪徳寺は友達の実家がある場所。 なるほどねぇ~と。 「雲外鏡」は、榎さんのある能力を逆手に取ろうとして、墓穴を掘っちゃったのね。 榎さんを陥れようなんて、百万年早いわよね(笑) 「面霊気」は、とうとうあの人が登場。 榎さんの別の一面が垣間見られて、実はちょっと涙ぐんでしまったのさ。 通勤の電車の中で読むには、ちょっと難儀な作品でしたわ。 だって、笑ったり泣いたりと、忙しくって…不審者扱いされるわよ(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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