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カテゴリ:本屋さんのひとりごと
この秋創刊のコミック雑誌2点をちょっとご紹介します。
まずは10月26日に創刊の『ケロケロエース』。 公式HP 創刊号部数は20万部。『ケロロ軍曹』と『ガンダム』を中心にしたメディアミックス (角川らしいですね 笑)のコミック誌です。 ウチでは早々に売り切れてしまい、良くチェック出来ませんでした。 子ども向けコミック誌では、小学館の『コロコロコミック』の独り勝ち状態。 『ボンボン』はこの11月で休刊に追い込まれてしまうほど低迷していました。 ここで『ケロケロエース』が子ども向け市場にどれだけ食い込むことが出来るのか。 今後の動きが気になります。 もう1点は11月2日創刊の集英社『ジャンプスクエア』。 創刊号の部数はなんと50万部。 公式HP ↑なかなか面白い戦略です。一度覗いてみて下さい。 『ケロケロエース』に比べ、対象年齢層は高め。女性の取り込みもはかるそうです。 今年6月に休刊となってしまった『月刊ジャンプ』の後を引き継ぐコミック誌です。 『クレイモア』や『テガミバチ』などの作品は『月刊ジャンプ』から引き継いで連載 されるそうです。 確かに『月刊マガジン』に比べて『月刊ジャンプ』の部数は明らかに少ない感じでしたね。 まさか休刊とは思いませんでしたので、ちょっと驚いてました。 最近の少子化の流れなのか、それともデジタル分野に押されているのか、 ここのところコミック雑誌は販売不振が続いています。 (コンビニに客を奪われたのはとっくの昔のお話) 創刊も目立ちますが、休刊(ほとんど廃刊と同義)も多いですね~ そういや私も昔は毎回買ってたコミック誌がありましたが、歳のせいもあるのか(笑) 今では毎回読んでるコミック誌は皆無になりましたね。 子どもの頃はコミック誌などほとんど買ってもらえなかったので、 友人に借りるか知り合いのお兄さんにお下がりをもらうか、 はたまた床屋さんに置いてあるのをむさぼり読むかしてました。 知り合いのお兄さんからのは、1ヶ月に1度自転車で貰いに行くのが嬉しかった。 『少年ジャンプ』『少年マガジン』『少年サンデー』3誌を1ヶ月分ムリヤリ自転車に くくり付け、ホクホク顔で自転車漕いでましたね(笑) 床屋さんでは『少年チャンピオン』を読んでたっけ。 当時読んでたもので、今でも覚えているものはこんなのですね。 ジャンプ・・・『キン肉マン』『Dr.スランプ』『3年奇面組』 マガジン・・・『Theかぼちゃワイン』『コータローまかりとおる!』『バツ&テリー』 サンデー・・・『うる星やつら』『タッチ』『さよなら三角』 チャンピオン・・・『ドカベン』『750ライダー』『マカロニほうれん荘』 凄く昭和チックなラインナップですね(歳がバレバレ 笑) そういや『こち亀』は最初に読み始めた頃から連載されていました。 未だに続いてるのが凄い。良くネタが尽きないなと。 でも、私的には初期の方が面白かったですね。 『ジャンプ』だけはその後もずっと買い続けました。年間50冊は買ってたわけですから、 約20年間に1000冊は買ってた計算。何気に凄い数です。 全部横に並べると・・・まあ、止めておきましょう(笑) 確か好きだった『ジョジョの奇妙な冒険』の連載が終わってしまったので買うのをやめた のでしたかね。 中学に入った頃からは『スピリッツ』も読み始め、『めぞん一刻』『わたしは真悟』辺りに ハマりました。また、大人がマンガを読んでもOKみたいになった頃には『モーニング』も ちょっと読んでましたね。『沈黙の艦隊』は毎回待ち遠しかった。 で、数年前に『ジャンプ』と『スピリッツ』を買うのをやめて以来、今では全くコミック誌 は買っていないことに気付きました。 マンガ自体読まなくなったのかというと、そうでもないんですけどね。 昔のマンガでまた読みたい作品はたくさんありますし、単行本を買い続けているマンガも あります。ただ、コミック誌だと読んだら捨てなくてはいけないので、それが嫌で買うの を止めたんですね(笑)(単行本は絶対に手放さない主義なんす) ま、いずれにせよ、本屋にとって新創刊の雑誌が出ることはありがたいこと。 少しでも盛り上がるといいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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