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2006.12.07
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この本を見て「万祝(まいわい)」??なにそれ??って思ったのです。
中をみれば、女の子がパンツ姿で居るところが目に入る。
ん~、水泳?関係のスポーツものかしら?
著者がドラゴンヘッドや座敷女の望月峯太郎先生なので、まぁ面白いんじゃない?ってことで1~3巻をとりあえずは手してみた。

ところで、「万祝」を調べてみると、
このコミックの造語ではなく、ちゃんとした名称だということが解り自分の無知さに恥じたりする。
いわゆる猟師が大漁時に船主や網主から関係者に配られた祝い着のことで、これを着て社仏閣に参拝したりするもの。
そういえば、映画などで観た記憶があります。
詳しくは「万祝とは」を参照ください。

さて、内容ですけども、
ポマードたっぷり塗ったカトーがガルウイングで有名な愛車デロリアンの前で人類の探求心を熱く語るところから始まり、
さらには主人公である「鮒子」が妄想の中で異種格闘試合を優勝するシーンに続く。
妄想ってところが、またイカレテいるが、実際に「鮒子」は女で有りながら格闘には人一倍長けている。
また考え込むと自分の胸を揉む癖があり、廻りから異常な目で見られている。

そんな訳の分からない話が一杯ちりばめられていて、ギャグマンガ?と首捻りつつ読み続けると、どうやらそうではなく大海へ宝を探しに飛び出す冒険漫画だったりする。

不思議な人物像と背景、設定は、さすが望月峯太郎先生だと感心するが、パンチラがやたら多いのはギャグなのか新しい作風なのか?

これだけ科学が進んできて人工衛星でなんでも調べられてしまうそんな現代において、いまだに発見されていない無人島に、だれも近づけない自然の仕組みがあって、今でも宝の山が眠っているという設定は無理があるかもしれないが、「天空の城ラピュタ」のように夢が広がる。

自分の読んだ第3巻までは、やっと海に繰り出すシーンまで来たところなので、この先は解らないが、変な魅力のある漫画であることは確か。
面白いから4巻から先も買って読んでみたい。

「座敷女」 望月峯太郎

参考:
万祝(1)
ヤンマガKC
著者: 望月峯太郎
出版社: 講談社
サイズ: コミック
ページ数: 277p
発行年月: 2003年08月
本体価格 533円 (税込 559 円) 送料込

万祝(2)
ページ数: 198p
発行年月: 2004年03月
本体価格 514円 (税込 539 円) 送料込

万祝(3) (最新刊は7巻、続刊中)
ページ数: 234p
発行年月: 2004年05月
本体価格 514円 (税込 539 円) 送料込






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Last updated  2006.12.12 13:15:28
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