119475 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

森の葉っぱたち

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

February 14, 2007
XML
テーマ:ドール(2167)

こんにちは  久し振りに 傘傘 が降っています

皆様の所ではどうでしょうか?

 

昨日 晴れ渡った朝の庭で こんな子の写真を撮りました

IMG_0630.JPG-2.jpg

この子は私のインゲボルグです

100年ほどを生きてきた 永遠のお嬢様です

 

この子を一目見て その明るい表情と 話しかけてきそうな口元にとても惹かれました

100年経って 尚 新鮮で瑞々しいお人形

到着を どんなに待ったことでしょう

私にとっては 初めての本格的なアンティークのお人形でした

 

でも やってきた子は 笑ってはいませんでした

あ~ちゃん 004.jpg-1.jpg

上の写真は 2003年の秋 箱の蓋を開けて そっと廊下に出して 初めてこの子を撮った写真です

おびえたような固いその表情に 私は戸惑いました

怒っているようにさえ見えてきます

あんなに穏やかに微笑んでいたのに この子は本当にあの子なのかしら・・・

かなりガッカリして 箱に戻そうとした時でした

ん 何か変怒ってる?

靴下を脱がせようと思って こんな状態であることを発見しました

あ~ちゃん 008.jpg-2.jpg

なんと かわいいアンヨが 足首でポッキリと折れていたのです

辺りに おがくずのような詰め物が飛び散りました

 私は絶句しました

何と云うこと・・・・・・

 

お譲り下さった方は保険をかけてお送り下さっていました

返品すると 運送会社がお人形を引き取って 保険会社から購入額が返るそうです

でも その後 この子はどうなるのでしょう

廃棄処分。。。

その言葉が頭の中をぐるぐる駆け巡りました

 

私は この子に出会う直前に 有名なビスク作家さんのHPに巡り合っていました

そこには「 お人形の修理コーナー 」があって 

まさかお世話になるとは夢にも思わず でも 虫の知らせか

そのコーナーをお気に入りに入れていました

わたしは 意を決してその先生にメールしました 

そして半年ほど後 この子は無事健康な足を取り戻してわたしの元に帰ってきました

IMG_0641.JPG-1.jpg

ほらねハート 

傷の内側には新しい皮が張られているそうですスマイルちょき

帰宅後 この子を インゲボルグと名付けました

IMG_0634.JPG-1.jpg

インゲボルグは晴れ晴れとした 健康そうな笑顔を取り戻していました

 IMG_0617.JPG-1.jpg

ね ちゃんとタッチできるでしょ

IMG_0623.JPG-2.jpg

ママがウィッグ替えてくれたのよ

IMG_0621.JPG-1.jpg

似合ってるかどうか ちょっと心配しているの

IMG_0626.JPG-2.jpg

お洋服も たまには交換してくれたら もっと嬉しいのになぁ~うっしっし雫

 

時々 驚くほど表情の変化するお人形がいます

インゲボルグも わたしにとって そんなお人形の一人です

あ~ちゃん 007.jpg-3.jpg

来てすぐに撮った写真を見ると 

痛かったのね 痛くて泣いていたのね と 今もかわいそうで胸が詰まってきます

IMG_0635.JPG-1.jpg

インゲボルグがいつまでも この笑顔を失わないで

この先の100年を行き抜いてくれることを 願ってやみません

 

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  February 14, 2007 12:35:21 PM
[その他の少女ドール] カテゴリの最新記事


Profile

森の葉っぱママ

森の葉っぱママ


© Rakuten Group, Inc.