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カテゴリ:院内システム
皆さん、こんばんは。
モリヤデンタルオフィスの森谷です。 なぜ虫歯にならない? について少し述べます。 その理由は、定期的にメンテナンスに通っているからです。 はっ? って思いますか。 「それなら私も、頻繁に虫歯を治しにいってる」とか「全部直したから大丈夫」って思うかもしれません。 でも、違うんです。何も悪いところが無いのに行くのが、大事なんです。 虫歯の原因は、ミュータンス菌というのが大きく関わっていて、その他に、飲食習慣、フッ素の摂取状況、唾液の量などに影響されます。 カリオロジー(簡単に言うと、虫歯学)では、もう何十年も前に虫歯の原因を解明していて、どのようにすればならないかというのを理論的に証明し、実際にそれを取り入れている歯科先進国では、20歳の時点で虫歯の無い人がほとんどになってしまいました。 「人種が違うから歯の質が違うんだよ」と、思うかもしれませんが スウェーデンの場合、1950年代から1990年代までの間に 20歳の人の虫歯になったことがある歯の面の数(本数では、ないです)が40箇所から、6箇所に減りました。要するに、一本ちょっとですね。 65歳以上の人で、総入れ歯の人が65%から15%に減りました。 昔のスウェーデンは日本よりもひどい状態でしたが、予防の概念を取り入れ、そのプログラムにそって実行したら、劇的に虫歯の数が減ったのです。 日本でも、そのことを証明した先生が山形にいらっしゃいます。 日吉歯科 熊谷 崇 で検索すれば出てくると思います。 私も偉そうに言ってますが、ちゃんと知ったのはたかが5年前です。 言い訳がましいですが、日本では、大学でそのような教育プログラムがなく、実践している人もほとんどいませんでした。 歯科医師として、恥ずかしいことですが「虫歯になるのは、その人が磨かないからだ」と他人のせいにしていました。 でも、そうではなく、虫歯にならないようにするには、メンテナンスが必要だと情報を提供できなかったからなんです。 モリヤデンタルオフィスでは、そのような情報を提供し、実際に虫歯をつくらない歯科医院を目指します。 人気blogランキングに登録しています。 よろしければクリックしてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月14日 23時46分58秒
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