サウンドシアター『エクリプス』 9/29千秋楽 感想その2 SOUND THEATRE eclipse
続きです。音楽もめっちゃインパクトありました。クリエで尺八ですよ? しかもその尺八が信じられないくらいカッコイイときたもんだ。おまけにそこにギターやバイオリンが絡んできて、えも言われぬサウンドが誕生。オークラウロ(=尺八とフルートのハイブリッドらしい)なんて楽器、初めて聴きましたよ、私は。音楽監督の土屋雄作さんのセンスには心から脱帽です。もう、この人なくしてサウンドシアターは存在しえないのでは。もちろん公演プログラムも購入。だって劇中のナンバーが4曲収録されたCDがついているのですもの(^^) いつも思うことですが、4曲といわず、もっと沢山CDに入れてほしいなぁ。。。公演が終わった後も、何度でもサウンドシアターの音楽聴きたいと思っているのは、私だけではないはず。実は、千秋楽当日が土屋さんのお誕生日だったそうで、カーテンコールでは山寺さんの仕切りでサプライズハッピーバースディ! ♪ハッピバースデーディアつっちー♪と、観客含め全員で大合唱。土屋さん、32歳におなりになったそうです。おめでとうございます!唯一、今回なんだかな、と疑問に感じたのは、タイトル。『eclipse』って、日食とか月食とか「蝕」を意味する言葉なんだそうですが、さすがにちょっとひねりすぎだったのでは(^^;) そもそも馴染みのない単語だし、このタイトルでこの内容は想像できないもの。タイトルは、観客に「観てみたい!」という気持ちを起こさせるものでないと、ね。その点がちょっと勿体なかったな。せっかく主人公が人気のあるキャラクターなのだから、ストレートに『安倍晴明』とか『晴明』とかの方が訴求力あったのでは、な~んて想いながら帰路についたのでした。