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カテゴリ:日記
2010年10月12日(火)曇り。 午前0時からNHKBS1でBS世界のドキュメンタリー「デヴィッド・スズキの世界」(1)―森は誰が守るのか―(1987年カナダCBC制作)を視聴する。デヴィッド・スズキはカナダで有名な生物学者であるそうだ。スズキ氏は30年の長きにわたって自然科学番組「ネイチャー・シングス」の解説者を務めた人である。番組はその中から生物の多様性に的を絞って、作品を選んだものであった。今夜放送された内容はカナダのクイーン・シャーロット諸島で続けられていた森林伐採に異議を唱え、スズキ氏をはじめ先住民と保護活動家とそれを支援する人々の森林保護に取り組む姿を追ったものであった。活動が実り連邦政府はクイーン・シャーロット諸島を保護区として森林伐採を禁止した。時代は1980年代であった。 午前7時15分頃に出勤する。通勤電車の中で「リルケ全集 第7巻」(弥生書房刊)を読む。午後から天候がよくなり晴れてきた。午後5時37分頃に退社する。帰りの電車の中でも読書するが、最後は眠くて本を持つのが精いっぱいであった。 午後8時からNHKBSハイビジョンの番組 プレミアム8「“愛と胃袋”フランス 森絵都のブルターニュ」を観る。作家の森絵都氏が、フランスのブルターニュ地方を旅行して、地元のブルターニュの食材を使って二ツ星のレストランを経営するオーナーシェフの導きで、農民と漁民を取材していく。滋味豊かな料理や食材を味わう。ドラマは観なかったが、それまでの内容でブルターニュ人の暮らしやものの感じ方や生き様を多少なりとも知ることが出来たことは良かった。パリだけがフランスの文化ではないということだ。 午後10時からNHKBSハイビジョンシネマでスタンリー・キューブリック監督作品「2001年宇宙の旅」(字幕スーパー)を鑑賞する。観るのは3回目になるだろうか。原作はSF作家アーサー・C・クラーク、脚本はスタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラーク で出演はケア・ダレー,ゲイリー・ロックウッド,ウィリアム・シルベスター他。この作品はアカデミー特殊視覚効果賞を受賞している。キューブリック監督はよく鬼才といわれるが、1999年3月7日に亡くなった。70歳であった。
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Last updated
2010.10.12 22:43:43
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