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カテゴリ:ちびつこ旅日記【静岡】
みなさん、2014年がやってきました!
ぼてぽてもちびつこたちも元気に新年を迎えました! 今年もどうぞよろしくお願いします!! というわけで、新年一発目の旅日記は、昨年紹介した寸又峡からの帰り道に見つけた、すごいパワースポットです。 地味ですが、スゴイこの場所、なにがスゴイかって・・・。 「なんでちゅかここ?なんかすごい階段があるでちゅね」 本当だ。あまりにすごい階段だから誰も立ち寄らないね(^^; 「あんなすごいプロムナードを1時間半も歩いてきたから、さすがにその後にこの階段を昇ろうとは思わないでちゅよね」 そうだよね。でもさ・・・。 「そうなんでちゅよ、気になるんでちゅよね~!!」 というわけで、気になる、ということはその場所に呼ばれている!ということで、ぼてぽてとなるはこの急な石段を昇ってみました。 「“おちない大石”って書いてあるでちゅ」 なにが落ちない大石なの? 「この後ろの岩のことでちゅかね?」 確かに大きいね。 「でもなにがどう落ちないのか良くわからないでちゅ」 うん。 いちおう祠もあるし・・・。 「天狗さん?ん?なんでちゅかね」 なんなんだろう・・・。 あまりに何もない場所なのでそのまま帰ろうと思ったのですが、この岩が何なのか気になって、岩の上に周ってみると・・・。 「ぼてぽて!岩が落ちそうで落ちないでちゅ!!」 おお!!!すごい!! 「木と木の根っこがこの大きな岩を支えているでちゅよ!」 本当だ!まさに“落ちない大石”!! 「これはすごいでちゅね!もしかして、この落ちそうで落ちない岩がご神体なんでちゅかね?」 そうかもしれないね! だってこれだけ大きな岩じゃすごい重さだろうし、落ちないことが不思議だもんね! 「あ!こっちに解説が書いてあるでちゅよ!」 なんて書いてあるの? 「昔むかし、この寸又峡に天狗さんがやってきたそうでちゅ。天狗さんはこの山から寸又峡の集落を見渡すと、そこに畑も食べ物も少ない寒々とした場所だったそうでちゅ。天狗さんは穀物の神様を呼んで、麦、ひえ、あわ、きび、豆を届けてもらったそうでちゅ」 おお! 「その穀物がたくさん入った袋はこの岩の上に届けられ、袋を開けると穀物は森の外まで広がったんだそうでちゅ。そして天狗さんが上がったとされるこの大きな岩は断崖に何百年もとどまっていることからこの集落の人たちが“落ちない大石”呼んでご神体としておまつりするようになったんだそうでちゅ」 へ~!じゃあ、天狗さんがこの岩にのぼって、そして天狗さんがこの岩に豊かな穀物を届けてくれたありがたい岩なんだね! 「そうみたいでちゅね。今では進学受験や運転免許、資格試験の受験者や、高層建築で働く職人さんなど“落ちてはならない人”の守り神として祭られているそうでちゅよ!」 なるほど~! 確かにこれだけしっかり落ちない状態を何百年も保っているんだから、この岩が神様でもおかしくないよね! 「そうでちゅね!ぼてぽても観光地で崖から落ちたり橋から落っこちたりしないようにしっかりお願いするでちゅよ!」 そうだね(笑) 山の中にひっそりとおまつりされている“おちない大石”。 地味ですが、近くでみると物凄く大きい岩なんですよ! 7、8メートルもあるそうです。 こんな岩が何百年も木や根に支えられてこの場所にとどまっていることは、ある意味物凄いこと。 ぼてぽてもなるも、岩を触ってしっかりパワーをいただいてきましたよ! 今年ももっちゃんサイトをよろしくお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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