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カテゴリ:ちびつこ旅日記【東北】
さっき真っ赤な鳥居をくぐってきたよね? 「ここは中尊寺のすぐわきにある“白山神社”っていう神社でちゅよ」 神社だったんだね! なんだか地味だし、それに中尊寺を見たあとだからなんだかとっても質素な気がする。 「そうでちゅね。でもこの白山神社、実は色々すごい神社なんでちゅよ!」 そうなの? 「なるの後ろがご本殿でちゅ。ご祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコトのご夫婦神様だそうでちゅ」 へ~!そうなんだ。 「つまり縁結びの神様ってことでちゅね」 なるほど!。 「ちなみにこの白山神社は850年にこの地にやってきて、中尊寺よりも前にここにやってきてたんでちゅね」 そんなに古い神社なんだね・・・。 「この土地から中尊寺を守ってくれてるんだそうでちゅよ。本殿の手前にある輪っか、わかるでちゅか?」 あの綱でできた輪っかのこと? 「そうでちゅ。あれは茅の輪といって、くぐってお参りすると願いが叶うと言われてるんででちゅ」 そうなんだ!じゃあぼてぽてもくぐろっと! 「ちなみにこの茅の輪、他の神社では6月と12月にしか設置されないものだそうでちゅけど、この白山神社では一年中設置されているんだそうでちゅよ」 そうなんだ。 それもまた珍しいことだね!
立派な能舞台だこと! 「能舞台の背面には鏡の松と呼ばれる絵がかかれているんでちゅよ」 本当だ! そこだけ色がついてるね! それにしても立派な能舞台だね! ここで能を舞ったりするの? 「ここでは四季折々の郷土芸能が披露されるんだそうでちゅよ」 へ~!ここで舞う能はとっても厳かなんだろうね!
「実はこの能舞台は、橋掛や楽屋などを完備した構成の近世能舞台遺構としては東日本では唯一とされているんだそうでちゅ」 そんなにすごい能舞台だったの!? 「そうなんでちゅよ。だから平成15年には国の重要文化財に指定されたんでちゅって」 そうなんだね! 確かにお手入れも良くされていて、素晴らしいよね! 「平泉にはこうやって古いものをきちんと手入れして大切に保存しているんでちゅね」 そうだね。 見てなる、檜皮葺の屋根もすごく美しいよ! 「まさに日本の建築美でちゅね!」
金色堂にばかり目が行ってしまう中尊寺。 でもそんな中尊寺に寄り添うようにあるのが白山神社です。 あまり参拝客もおらずとっても静かで、でもこの能舞台は一見の価値あり! ご本殿がかすむくらいの存在感で参拝客を出迎えてくれますよ!
これからの時期、紅葉とともに見る能舞台がとっても素敵なようです。 平泉へ行った際には是非立ち寄ってみてください! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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