3月31日に設定されていた2008年からのフォーミュラ1参戦エントリーの受付に対し、独立したシリーズの立ち上げを示唆していたGPMA5社もエントリーを申請したことが明らかになりました。
これにより、F1の分裂は避けられることになり、現在F1に参戦している11チームは2008年以降も参戦を継続する意志を表明したことになります。
FIAは、31日までにエントリーをすませたチームと、2008年度のレギュレーション制定に向けて話し合いを続けることを表明しているため、制定期限目標の6月まで、各チームとFIAの競技が始まります。
ただ、FIAは先日、コストダウンを中心とした方向性を承認しているため、今度の話し合いでどれだけの歩み寄りが見られるか予断は許しません。
個人的に、F1はモーターレースの最高であるべきであり、何もかも規則で縛るよりも、自由な発想と最高の技術のマシンを、最高のドライバーが操る場であって欲しい。しかし、、現状のF1のように、メーカーチームにしか勝負をする資格がなく、下位カテゴリーからステップアップしてくるプライベートチームがほとんど無いというのは少々いびつに感じられます。
このあたりのバランスが難しいところでしょう。
いずれにしても、アメリカのフォーミュラれーすのインディカーシリーズとチャンプカーシリーズのように分裂は避けられました。
参加チームは、よりすばらしいFormula 1 シリーズの再構築の為に協力して欲しいものです。
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