ヨーロッパGP決勝レースは、ミハエル・シューマッハ&フェラーリ&ブリジストンの復活を強く印象づけてくれました。
スタート後しばらくすると、レースはミハエルとアロンソの一騎打ちの状態になっていきます。
予選でPPを獲得したアロンソは、燃料が軽いのではないかとの見方が強かったのですが、1回目のピットインはアロンソが18周目、ミハエルが19周目とわずか1周の差。アロンソが腕でもぎ取ったPPだったようです。
先のサンマリノGPより続く2人の一騎打ちは、しかし、レースペースの点で今回もミハエル・シューマッハに凱歌があがりました。
38周目にアロンソが2回目のピットに向かうと、ミハエルはペースを上げてベストタイムを更新していきます。ミハエルが2度目のピットに向かったのは42周目。この間に軽いマシンでとばしたミハエルが悠々とアロンソの前でコースに戻って、そのまま逃げきりです。
ライバルがピットに向かったときにペースを上げてギャップを築く、まさにミハエルの真骨頂でした。
しかし、それでもアロンソはしっかりと2位に入るという強さを見せています。
今回ミハエルは連勝を飾ったものの、2人のポイント差はそれでも13ポイントあります。現在の1位10P、2位8P というポイントシステムでは、片方がリタイアしない限り、なかなかポイント差が縮まっていきません。
今週末には、アロンソの地元スペインGPです。
ミハエルが地元で勝利を欲したように、アロンソも地元では是非ともかちたいはず。
次戦も面白いレースになりそうです。
そして、今ひとつ影が薄くなりつつある、マクラーレンやホンダの挽回にも期待したいものです。
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