ルノーが2007年の体制を発表。
ドライバーには、すでに契約が決まっていたG.フィジケラのチームメイトにヘイキ・コバライネンを起用することを発表しました。
また、チーム代表のフラビオ・ブリアトーレの2008年シーズンまでの契約更新も発表されています。
テストドライバーにはトヨタから移籍するリカルド・ゾンタと、ピケJrの起用も発表されています。
ルノー、2007年体制発表 (F1通信)
いずれにしても、これでライコネンのルノー移籍の話はなくなりました。
マクラーレン残留という可能性は非常に薄そうですので、やはりフェラーリ移籍ということになりそうです。
フェラーリはトッドが契約延長をする意向のようですので、ミハエル・シューマッハの意向にかかわらずライコネンを確保して、ミハエルの決断を待つということでしょう。
このところのニュースでは今年限りでの引退が有力視されていますが、その場合はマッサをセカンドドライバーに起用。もしミハエルが現役続行となっても、かってのようなチーム・シューマッハではなく、ライコネンとミハエルとのジョイントナンバーワン体制を敷くことでしょう。
ミハエル自身はチームメイトにマッサを希望していましたが、ここまで決断をのばされては、フェラーリチームも決断をせざるを得なかったということでしょう。
そのフェラーリの2007年ドライバーは9月10日のイタリアGP終了後に発表されることになっています。
今回抜擢されたコバライネンがその名を知らしめたのが2年前、2004年のレース オブ チャンピオンズ でした。
2004年のF1チャンピオン、ミハエル・シューマッハとWRCチャンピオン、セバスチャン・ロウブがともに出場し、両者の対決を期待して大きく注目されたレースでした。しかし、そのレースを制したのが、コバライネンでした。クルサードやミハエル、ロウブを次々と撃破して優勝してしまいました。
ロウブVSミハエルのチャンピオン対決を期待していた観客と主催者は、伏兵の活躍の為に、エキシビションで無理矢理に2人のチャンピオンの対決を実現させなければなりませんでした。
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