ライフ・アクアティック/出演:ビル・マーレイ
おもわず踊りだしそうになる!
本サイトはコチラ↓
2005年/アメリカ
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ビル・マーレイ、オーウェン・ウィルソン、
ケイト・ブランシェット、アンジェリカ・ヒューストン、
ウィレム・デフォー
●京都シネマ、梅田ガーデンシネマにて上映中です。
子供さんにもおすすめできる、ポップでコミカルで夢のあるお話です。ビル・マーレイのかわいいキャラがぴったりマッチしてた!ザ・ロイヤル・テネンバウムズのウェス・アンダーソン監督の新作です。
気になるのは、不思議な海の生き物たち。ストップモーションで作ったといわれるこれらCGでしょうか。あえてCGを使うセンス、自信たっぷりの赤、青、黄の色使いに感心感心!アメリカにもこんな映画作れるんだ~って感じ。
それとテクノポップな軽快な音楽は、ベストチョイスだと思いました。
ビル・マーレイ率いる海洋探検隊「チーム・スィズー」のあらゆる挑戦は、海好きで、好奇心旺盛な人には、満足のいくお話です。
ココで思わぬスパイスを効かせた役柄を演じたアンジェリカ・ヒューストンの虜になっちゃいました。この人、どうしても気になるので、調べてみました。そして驚き!!
アンジェリカ・ヒューストン
なんと親子3代アカデミー賞をとった「ヒューストン一家」の娘で、当初女優などしたくなかったみたいで、むりやり15歳で「愛と死の果てるまで」に出演。結果は惨憺たるものだったそう。
その後、アンジェリカはモデル業に転職しながら、演技を学んでいくうちにあのジャック・ニコルソンと知り合い、1973年から1989年までの16年間も同棲関係だったとか。せれぶなお嬢さんだったとは・・・そして前回記事にしたイーストウッドの「ホワイトハンターブラックハート」のオマージュが父ジョン・ヒューストン監督の『アフリカの女王』であり、その撮影中に生まれた子が、アンジェリカだったのです。凄いご縁を感じる。
彼女の当たり役というのが「アダムズ・ファミリー」といわれているが、この作品でも、クールで内に秘めたユーモアのある実力を発揮。彼女のエキゾチックながらも魔女めいた容貌は、そうそういないし貴重だと思う。私が好きな「バッファロー’66 」ヴィンセント・ギャロ監督・主演・1998年・アメリカ、
「ブラッド・ワーク 」(2002)イーストウッド監督にも出演しており、なぜか好きな作品にめぐりあわせのように存在する
ラストのチーム全員がおててつないで行進するシーンが印象的だった。特にマーレイとアンジェリカがつないでいるトコがほほえましかった!!
詳しくは劇場で・・・ごちそうさま