カテゴリ:トラブル解決!
先日ふと気づくと、あるはずのフォルダがエクスプローラーに表示されない! という状況に遭遇しました。 つい最近まで使用していたフォルダで、削除した記憶もなし。 容量的にはそのフォルダの分は存在しているので、どうやら見えなくなっているのかも・・・ と思い、復元ソフトで調べたり、「隠しファイル」や「システムファイル」を表示させたりして探してみました。 するとどうも、隠しフォルダになっていた found.000が怪しい・・・。 「found.000」は「CHKDSK」(ディスクの修復)によって作成されたフォルダで、中に修復されたファイルが入っている可能性があるとのこと。 しかしこのフォルダ、開こうとしても「アクセスが拒否されました」と出て開けません。 そこで調べて次の方法で、無事開くことができました。 OSは Windows8.1 64bit フォルダが消えてしまったドライブは2TBのHDD(OSインストールフォルダではない) フォルダを右クリック「プロパティ」から「全般」タブの属性「詳細設定」ボタンを押下 「属性の詳細」で「このフォルダー内のファイルに対し、プロパティだけでなくコンテンツにもインデックスをつける」のチェックをはずす 次に「セキュリティ」タブの「詳細設定」を押下 「続行」して「アクセス許可」ダイアログを表示、「Everyone」を追加してフルコントロールの許可を与えます 「適用」をクリックすると、エラーが表示されますが構わず実行 これでフォルダを開くことができるようになり、中に「.chk」というフォルダやファイルがたくさん入っていました。 その中のひとつのフォルダが、今回消えてしまったフォルダでした。 中のファイルはすべて無事。リネームもされていませんでした。 フォルダごとごっそり格納されていたのが幸いしたんでしょう。ファイル単体だと、リネームと拡張子の変更が厄介なようです。 このフォルダのバックアップはしていなかったので、今回はちと肝を冷やしましたね。 何度もHDDの故障で悲しい思いをしているのに、また改めてHDDの怖さを思い知りました。 関連記事 ◆ゴミ箱から削除しても復活! フリーのファイル復元ソフト「かんたんファイル復活2」 ◆Windows 8 のバックアップ設定 - ファイル履歴を利用する お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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