カテゴリ:M式コラム
日本語入力をより簡単にするために、様々な方法が提唱されています。
いくつかご紹介します。 ネットでのPR文をそのまま転載します。 1.辞書やキー機能の強化 学習する日本語入力ソフト 変換した単語を自動的に記憶し、キーを打つと、最近使った順に変換候補を表示。キーを打って選ぶだけで、文章が簡単に作成できます。 canna 日本語入力 あらかじめひらがなやカタカナに変換するとわかっているときには、キー操作が減って、より簡単に日本語入力が可能となった。 2.キーボードを使わない方式 手書き文字認識可能なソフトキーボード「Trail Soft Keyboard」 画面上のキーボードからマウスクリックで文字入力できるソフト。 辞典を引くのと同じ感覚で入力する文字入力ソフト「WorPo」 国語辞典を引くのと同じ感覚で文字を入力できるソフト。あいうえお順に並んだ文字リストの中から単語の最初のかな文字を選択すると、選択した文字から始まる単語リストが表示され、その中から目的の単語をクリックすることで文字を入力できる。 マウス操作だけで漢字かな混じり文を編集できるテキストエディター「TEKITA」 ソフトキーボードを使ってマウスクリックだけで漢字かな混じり文を編集できるテキストエディター。入力はソフトキーボードでかな文字を入力して行う。 日本語入力ユーティリティ「Japanist」 タブレットPCに最適な手書き入力機能を新たに搭載。 「モジット」 インターネット使用時にマウスのみで簡単に文字入力ができる日本語入力システム。 3.IMEによる日本語入力を支援するソフト キーボード割り当て入れ替えツール「AltIME」 キーボードのキー割り当てを入れ替えることができるキーボードユーティリティ。設定はタスクトレイ上の「AltIME」アイコンから行う。IMEを起動する機能を[無変換]キーや[カタカナ ひらがな]キーに割り当てたり、[Ctrl]キーと[Caps Lock]キー、[Esc]キーと[半角/全角]キーなどのキー割り当てを入れ替えることができる。 超多段シフト方式日本語入力システム「風」 Windows用の日本語入力IMEで、日本語の高速タッチタイピングのために開発されました。風は、超多段シフト方式によってJISの全漢字を配列した仮想漢字キーボードを実現して日本語を対話なしの一方的タイビングにより入力します。仮想漢字キーボードは必要なときに自動的に画面のカーソル位置に表示されるので、漢字配列を丸暗記する必要はありません。 ・・・・・・・・・・・・ Googleで「簡単日本語入力」を検索すると なんと3,670,000件ヒットしました。全てがソフトやユーティリティということではありませんが、この数だけ見ても、通常のJIS標準キーボードでの日本語入力が、いかにユーザーを泣かせているかが分かります。 上記のシステム中でキーボードのJIS配列を変更しているものは1件です。 辞書機能を変えているもの、キーボードを他のデバイスに換えるものなどが多く見られます。 簡単に入力できるということは、 (1)入力方法が簡単に理解できること。 (2)一定の入力速度が得られること。 プロのオペレータであろうと初心者であろうと、それぞれの許容 範囲のスピードが達成できなくてはなりません。 (3)ミスタッチの少ないこと。 理解しやすい配列がミスタッチを減らす大きな要因となります。 ということを必要条件としなくてはなりません。 とっつき易いだけで発展性のないシステム・入力が楽しくないようなシステムはそのうちに大きなストレスをユーザーに与えることになります。 簡単日本語入力の実現には、なかなかこれといった決め手がないか、またはその方法がまだポピュラーになっていないのでしょうか。 日本語入力の現状は、まだまだ理想からは程遠いといえます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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