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カテゴリ:読書
『光の帝国 常野物語』の中の「オセロゲーム」の続編
暎子の娘の時子が力に目覚めたところで終わった前作 今回は暎子が眠ったままの状態で発見され 裏返されたと思った時子は母を助けようと奔走する なんかあんまりすっきりする展開じゃなかった 時子目線で冒頭から進む展開 謎の男火浦と母から困ったときのために教えられていた電話番号の先の老婦と どちらが味方か疑いながら行方不明の父を探していく 最後のほうで火浦目線に移り主役と思ってた時子が火浦の手のひらで遊ばれている みたいな展開に移ったのち やっぱり時子に伏線戻るっていうのはよくある恩田陸の展開ではあるのだけれども どうも解せない ずっと主役と思ってた時子のキャラが作られたものだったからなのか 敵と思っていた存在がそうではなくなってあいまいな感じになってしまったからなのか 最後どんでん返しみたいなことを演出しようとしたんだろうけど説明不足 全部説明する必要はないけどそれにしてもあんまり意味がわかんない 蒲公英草紙のほうがおもしろかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月19日 21時48分20秒
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