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三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

三鷹、聞いたか、吉祥寺、二子玉川 and Shibata

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2017.06.16
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カテゴリ:旅行
10月8日()   続き



やはり日が落ちるとぐっと寒くなります。
にもかかわらず、屋外でビールを飲む人が結構いて、さすがはビール王国です。

ショーをみながらビールが飲めるというビアホール
ホーフブロイハウスをめざします。
メイン通りから少し入ったところで探すのに苦労すると思いましたが、
たまたま入り込んだ路地にあってラッキーであった。

一階を覗くと、オルガンとバンド演奏ですでに相当盛り上がっていました。
中二階は静かな雰囲気のビアレストランで、
二階が目指すショー付きのビアホールでした。

入ろうとすると、入り口で入場料と言われ、ひとり8マルクを支払います。

最初後ろの席に案内されましたが、会場は学校の体育館のような
木造アーチ型屋根の建物で結構広かったです。
前の席を希望したら、最前列2番目の席に案内されました。

私は風邪の初期症状のせいかやや熱ぽかったので、500mlのジョッキです。
これでも日本では大ジョッキですが、まわりを見るとみんな1Lのジョッキで
飲んでいました。
母が紅茶を注文するや否やショーが始まりました。



IMG_3667.JPG



ショーは男女(かなり太め)3名からなる民族衣装を着たフォークショーで
バイエルン地方のダンスや、チロル地方のきこり作業が主な内容でした。

入りは7割くらいでほとんど観光客でした。
人数は200人くらい入場していたと思います。
みんなショーの始まる1時間くらい前から飲んでいるとみえて、
だいぶ出来上がっている様子です。







もちろん我が国の同胞も、我々の左後ろのテーブルに席を取っていました。
ショーの途中に参加各国(といってもビールを飲みにきているだけですが)の
紹介があり、これがなかなか見物でした。

国名をコールして、バンドがその国の国歌などを演奏します。
次にステージ上を、国旗を持った民族舞踊を踊った女性たちが
一回りするという趣向です。

最初は、フランスで曲はもちろんラ・マルセーズ、
次はスペインでカルメンです。

この間コールされた国のテーブルでは、ビールジョッキを高く掲げ乾杯し
その国以外の人も歌い始めます(カラオケののり?)。

イタリア、デンマーク、ノルウェーとつづきアメリカ合衆国です。
ジャパンと呼ばれた時は一瞬ぎっくりとしました。
まさか君が代を演奏するのではと心配になりましたが、杞憂に終わりました。

何が演奏されたでしょうか?
そうです、スキヤキソング(日本名?上を向いて歩こう)が、演奏されたのです。
これなら会場の他国の人も良く知っているし、違和感無く歌えます。
事実、大合唱でした。
日本を代表する歌手故坂本九さんに乾杯です。

オーストラリアはワーチングマチルダ、中国は旗を振っての行進はあったものの
なぜか演奏はありませんでした。

驚いたのは、イギリスです。
これは曲も旗もありませんでした。
一般にヨーロッパではイギリスは大陸に属さないことから、
一線を画されているようです。
名所旧跡に行くと、説明のパネルはドイツ、イタリア、フランス、スペインの
4カ国の表示が多いです。

それにしてもこの扱いは、ドイツ人(ミュンヘン人というべきか)の複雑な感情を
あらわしているようで興味深く感じました。
単にイギリス人の客が少なかっただけかもしれませんが、
国旗さえないところをみると、この推測はあながちはずれているとも思えません。

また、意外だったのはドイツ、スイス、オーストラリアをいっしょにして
アウス・ドィッチュラントとコールしてひとまとめにしたことです。
大ドイツ、ドイツ民族はひとつということですね。

韓国はコールだけ、数年もしたら国旗と曲が演奏されるかなと思いました。
でも、そのときはどんな曲になるのか私には見当がつきません。
もしかしてチョー・ヨンピルさんの歌かもしれません。


あれから20年、中国や韓国は、今どうなっているでしょう。







みんなで踊るダンス(運動量が多く酔いがまわりそう)が終わると、
団体さん達は引き上げていきます。
我々は元を取るためショーを最後まで見て、10時過ぎに店を出ました。

帰りはみんなほろ酔いかげんで幸せそうな表情をしています。
ショーの最中テーブルでとられた写真はキーホルダーに加工されて10マルク、
入場料はふたりで16マルク、ビールと料理が50マルク、
お代は合計76マルク、約5,300円でした。

残念ながら体調が悪く、ビールはあまりおいしいとは感じられませんでした。
ホテルにもどり、体調の回復を祈りながら風邪薬を飲んで床に就きました。



IMG_4869.JPG 



ホーフブロイハウスは、1920年2月24日 ヒットラー率いる
国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の党大会が開かれたところです。

聴衆2000人が集まり、反ブルジョワ・反ユダヤ・国粋主義、企業の国有化、利子制度打破などを
訴える25カ条綱領が承認されました。

ヒットラーが初めて演説したところとしても有名です。

戦争で被害を受けて、1958年に再建されました。

歴史の舞台でもあります。


今は、新宿に支店がありドイツ直送のビールが飲めるそうです。





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Last updated  2017.06.16 20:43:47
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