軍師というとどうしても
「諸葛孔明」をおもいます。
諸葛孔明の本はいろいろあってまずは吉川英治の三国志
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をおもいますが、他にも彼の物語は多いし、さらにゲーム系にも沢山あるらしいので書き出すときりがない。
で、まず古代史ものを良く書いている諏訪緑さんの「諸葛孔明 時の地平」をあげてみます。現在コミックは十三巻まででています
やや甘さはあるものの、曹操と孔明を陰陽の双子のような存在で書いているのが面白いです。
登場人物は、美形のオンパレードです。天才軍師・
諸葛孔明を始め、他の本ではむさいおっさんの
鳳統まで美形でプレーボーイだし、美形で有名なしゅうゆなんてもうかっこいいわけで、
馬謖なんてひねくれた秀才でこれまた美形、
曹操は苦み走ったいい男です。仲達なんて癒し系の天然だし、肉体派の馬超、超雲まで爽やか系だし・・・。そのせいで内容もやや軽く、関羽や張飛などの描き方は今一つでものたりませんし、綺麗すぎるきもしますが、華陀などをからめて時をこえた不思議な種族の話し、や孔明の戦災孤児の経験、中華の外の民族の様子を描く事で幅が出来てそれなりに楽しめます。総合的には周囲の民族の様子や視点も交えなかなか読みごたえあります。
これが孔明
これが曹操
馬超
周兪
これが超雲
これが鳳統
英このこは諸葛孔明の婚約者で機械オタクの英さん・・・なんとなく仁子ちゃんとダブります。当時は黒髪直毛が美人の条件、赤毛くるくるあたまになってます。でもダムを造ったり、ワナをつくったり、便利なステイショナリーつくったり・・・農業の研究したりととってもすごい子です。
最後に個人的には諏訪さんの作品は「サンソウの仮面」「うつほ草紙」や「玄奘西域記」の方が好きです。
諏訪緑HP