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テーマ:お勧めの本(7264)
カテゴリ:むぎこの本棚
![]() 友人がくれた本です。 ハードカバーは出張の時とかに持ち歩かないので今回やっと読み終わりました。 降ってくる死体、ゴキブリのシャワー、何千万匹のウジ虫のたてる音、豚の突撃、窒息自慰に失敗した男の遺したビデオ、手づかみのうんこ。悲惨なのは「腐乱死体」だけじゃない。立入禁止テープの向こう側で起きている本当のこと。 女性CSI(Crime Scene Investigator 犯罪現場捜査官。日本で言う鑑識)が遭遇したトンデモ事件現場! 点滅するライトの向こうの本物の犯罪現場へようこそ―― 民間採用のCSI(Crime Scene Investigator 犯罪現場捜査官)として10年を鑑識課で過ごしたデイナ・コールマンが、TVドラマだけでは決してわからない現実の事件現場とCSIの日常生活を赤裸々に語る。些細な窃盗から想像を絶する悪意の自殺、人騒がせな奇人から悲惨そのものの腐乱死体まで、華々しい武勇伝とは無縁、しかしプロ意識と頑丈な胃袋に支えられて過ごした鑑識での日々。鑑識のエキスパートとして第一線で仕事をするとはどういうことか――これまで語られることのなかった現実の物語が今明かされる。 ――義憤と感傷をブラックユーモアで押し隠し、CSIたちは今日も現場を走っているのだ。 ~目次より~ はじめに 第1章 ある鑑識の生活と意見 第2章 余は如何にして死体の指をしゃぶりし乎 第3章 グロテスク・アナトミー 第4章 わたしを現場に連れてって 第5章 動物は動物である 第6章 ホイール・オブ・ミスフォーチュン 第7章 さまよえる奇人変人 第8章 墓場から遠く離れて 第9章 トイレの中の物体X 第10章 素晴らしき哉、CSI! 第11章 サウンド・オブ・イノセンス エピローグ 謝辞 以上BasillicoBook案内より というわけで「臨場」もですが「CSI」好きにはなかなか楽しい本です。 でね・・・「CSI」好きには「臨場」がちょいと物足りなかったけど、これをよむとその差が若干縮みました。 検死官があんなにいろいろ捜査に顔を突っ込むのはおいておいて 他の部分は結構現実に即しているのかなとおもいました でもね・・・やっぱ一ノ瀬さんが捜査にはいったら証拠は採用にされない気がします。 裁判、負けると思う・・何て思うのでした・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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凄いですね・・・。
私は、遺品整理業の方の本を読んだことがありますがそれも凄かったです。。。 「臨場」に近い内容だと、元監察医の上野教授の「死体は語るシリーズ」がオススメです。この本によるとやっぱり、死体の様子で、殺し方や犯人の性別・背格好まで分かるみたいです。 確かに一ノ瀬さんの行動は高島弟さんのように「現場に入り込んで証拠を消そうとした」ととられてもしかたがないと思いました。 (2009年04月24日 23時15分54秒)
たらさん
>凄いですね・・・。 >私は、遺品整理業の方の本を読んだことがありますがそれも凄かったです。。。 そんな仕事があるのですね・・・。 >「臨場」に近い内容だと、元監察医の上野教授の「死体は語るシリーズ」がオススメです。この本によるとやっぱり、死体の様子で、殺し方や犯人の性別・背格好まで分かるみたいです。 調べてみました これも経験談?でしょうか いまんとこむぎこのばあいは知識はTV CSIとかbornsです >確かに一ノ瀬さんの行動は高島弟さんのように「現場に入り込んで証拠を消そうとした」ととられてもしかたがないと思いました。 ええ、それに裁判では弁護士にいろいろやられそうだし 衣服のコンスターチだってしこまれたといわれかねません (2009年04月25日 07時16分30秒) |