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このあいだ千種に 「エヴァで心理学とか・・・ムリだろ。プゲラwww」 と言われたので、せっかくだしそろそろエヴァにも挑戦してみようかと思う。 エヴァにはアンチが多い。 VIPでは「つまらない」という意見が多数である。 なんでだろう。 それはつまらないという人が、エヴァをロボットアニメとしてみているからだ。 ここで言いたいのは「エヴァはロボットじゃねぇ!人型最終決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンだ!!」っていうアレじゃなくてですね・ ・・ なぜ「つまらない」といわれるのか。 それはたぶん、シンジくんが 「無理だよ・・・見たことも聞いたこともないのに乗れるわけないよ!」とか「ぼくはもう、エヴァには乗りませんから」とか「そうだよ !父さんがいけないんじゃないか!!」とか「いつまた、僕がいらなくなるのかもしれないんだ。ザワザワするんだ。落ち着かないんだ。 声を聞かせてよ!僕の相手をしてよ!僕にかまってよ!!」とか言って、いつまでもいつまでもウジウジウジウジしてて、結局最後まで男らし くエヴァで戦わなかった。というのがスゲェうぜぇ。 っていうのが理由じゃないんだろうか。 しかしそれはしょうがない。 それが面白いアニメなんだから。 アニメを通してみていくと、シンジくんの中ではフロイト先生の言う「防衛機制」がさまざまな形で起きていてもうカオス状態だ。 今回はそれについて考察してみる。 碇シンジ少年は、碇ゲンドウと碇ユイの間に生まれるが、 彼がまだ幼いうちに、エヴァの起動実験の失敗により、彼の母親碇ユイはエヴァの中に取り込まれてしまう。 それからというもの、父ゲンドウは残忍で冷徹な男になってしまい、 シンジくんは親戚のうちに預けられ、以来14歳になるまで父と何の接触も持たなかった。 それにより、シンジくんは「父さんが僕を捨てたんだ」と思うようにある。 これは「エディプスの三角形」の典型的な例であるとされている。 シンジくんは、お母さんを恋しく思う一方で、お父さんのことを恐れ、憎んでいる。 しかし、その一方で残忍で攻撃的な正確の父親に憧れの意識も兼ね持っている。そのことは、エヴァというフィルターを通して、「暴走」というカタチで現れる。らしい。 愛憎入り混じった。って感じだ。 ここで一つ目の防衛機制。「反動形成」だ。 「攻撃的で他人を道具としか見ない」な父親にあこがれる一方で、憎悪も持つという矛盾した心情により、シンジくんは本来の「憧れ」とは対照的な態度を体現してしまうのだ。 こうしてシンジくんの「ひ弱で他人の顔色を伺ってしか生きられない」性格が構成されるのである。 アスカ:「何も判ってないくせに、 私のそばに来ないで!」 シンジ:「判ってる、よ」 アスカ:「判ってないわよ! 馬鹿っ! あんた私のこと判ってるつもりなの? 救ってやれると思ってんの? それこそ傲慢な思い上がりよ! 判るはずないわ!」 シンジ:「判るはずないよ・・・ アスカはなんにも言わないもの 何も言わない、何も話さないくせに判ってくれなんて、無理だよ!!」 2つ目の防衛機制「投影」である。 「誰かに愛してもらいたいけれども、誰のことも信じることができない。アスカのことが分からないのは、アスカが分かってもらおうとしてないからだ」 そうではない。本当に自身を分かってもらおうとしていないのは、シンジくんの方である。 分かってもらおうともせずに、愛してほしいという。 分かろうともせずに、相手のことが分からない、信じられないという。 いい感じのダメっぷりだ。 アスカ:「あんたぁ、誰でもいいんでしょ? ミサトもファーストも恐いから お父さんもお母さんも恐いから!私に逃げてるだけじゃないの!」 シンジ:「助けてよ」 アスカ:「それが一番楽で傷つかないもの」 シンジ:「ねえ、僕を助けてよ!」 アスカ:「ほんとに他人を好きになったことないのよ!」 アスカ、シンジくんを突き飛ばす。弾みでシンジくんはコーヒーをかぶる。 シンジ:「助けてよ、 ねえ 誰か僕を、お願いだから助けて 助けてよ! 助けてよ!! シンジくんタミフル状態。イスとか机とか吹っ飛ばして暴れまくる。 3つ目の防衛機制。「退行」 コレについては特に言うこともない。いよいよシンジくんのだめっぷりも極まってくる。 さらに暴れるシンジくん シンジ:「一人にしないで!!」 シンジ:「僕を見捨てないで!! 僕を殺さないで!!」 アスカ:「いや」 冷たく突き放されたシンジくんは黙ったかと思うと、いきなりアスカの首を絞める。 極め付けがここである。 「近道反応」 その名の通り、暴力に頼ってフラストレーション解消の一番の近道を行こうというのである。 シンジくんの防衛機制の最終手段でもあるが、 残念ながらこの近道、袋小路になっているのである。 以上が、エヴァに見られる心理学的な考察だったりする。 本当はもっともっとグジグジしたものがいっぱい見れるのであるが、今のところ思い浮かぶのはこれくらいだ。 「こういうのはうっとおしくてかなわん。好かんぞぉ!!」という人もいるだろうが、 僕はこれが面白いのである。馴染む。実に馴染むぞ!!フハハハハハ! 何が面白いのかいまいち伝わんなかったかもしれないが、以上で今回の記事は終了です。 千種とか見ても全然面白くないかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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