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そういちの平庵∞ceeport∞

そういちの平庵∞ceeport∞

人の悲しみのような性

60億の人間が住むにはもうこの星は狭いのかも知れず
全人類が日本人並の暮しをすれば地球が7つ必要だと言う
生態系の頂点に君臨する人は自然を征服し破壊までするようになった
大昔人は森に住んでいた生存競争を勝ち抜く為に人は群れを作り、なわばりを持ち、食料を得る・・・このような社会では障害という概念すらないという・・・しかし基本的な社会の造りはそうかわらない
なわばりも群れも未だに我々の社会に現存する
稀人は神の使いとされ大事にされたと言う・・・また惨殺されたと言う説もある・・・少なくともここまでは自然から糧を得るしかないので共存していた・・・全ては自然の恩恵と言う考え・・・日本のアミニズム・・・昔は森で多くの人が暮らしていたと言う・・・沖縄では精神病の人を神の使いとして大切にした文化がある

何万年もそんな暮しをしていた人が農業を始め
食糧の備蓄を始める・・・貧富の差の始まりだと言う
焼け畑、感慨、治水、より多くの群れが必要になった
これが国家の始まりだと言う
狩猟から農耕のへの移行は緩やかだったそうだ
いずれにしろここで問題となるのは土地と人口
かなり広い土地じゃなきゃ人は生きられない狩猟生活は人口を制限していた
狭い土地で作物が多く取れる農耕と言う発明は人類の人口を増やした
しかしこの事が我々を自然から切り離し始めた
我々が星の運行や日食の時期や潮の満ち引き、様々な学問が発達した
農耕によって我々は時間を手に入れた
食料を多く作れば多く養え必然として人口は増える
木材は消費され森林は消滅していく・・・砂漠が出来上がる
自然破壊は今に始まった事では無く
人類の生存競争の上に必然として存在する
このことによって多くの文明が滅んだ
食料と資源と人口とエネルギーの問題・・・人類史はこれとの格闘と言っていいだろう
これまた現在進行形で我々の前に立ちはだかる
このような事一切合財が遺伝子の中に組み込まれ我々を突き動かしているのだと思う
根源的な不安や恐怖に支配され
今回精神的に追い込まれ人の心にある何か
それを言葉で上手く説明できないが
生きて行くのに食う必要があり
より多く食料を得る為に我々は協力し社会を形成する
効率よく食料を得れば人口が増える
その結果資源や環境が枯渇する
人はそれを望まぬがそうなるような何か・・・自己は破壊的な
生きようとする事が破壊に繋がる
人の悲しみのような性
調和を望み平和望み共存を望んでいるはずなのに・・・
果してこの問題が解かれる日は来るのだろうか?


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