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テーマ:たわごと(26760)
カテゴリ:何かヘンだぞ
昨年から尾を引いている「飲酒運転取締り強化」は、意外な所にも影響しているものだ。
報道によると、今年の正月は各地の神社などで、お神酒の振る舞いを自粛する所がかなり目立ったということだ。 これには賛否両論あるだろう。 今や飲み屋でも、クルマで来ていると分かっているお客に飲ませるだけで、罪に問われかねない時代だ。 神社が自粛しようと言う考えも分からないではない。 ただ私は反対だ。 いや、反対と言うよりは、こんなことをしなきゃいけないということが、情けなくて仕方が無いのだ。 基本的にこういう問題は、運転者の自己責任だ。 神社側が「無理やり」飲ませでもしない限りは、神社側が非を感じることは無い。 だいたい飲酒運転がいけないのは昔から当たり前のことだが、 例えば昨年や一昨年の正月にそういう機運があっただろうか? すべては昨年8月の福岡の事故以来のことだ。 ただ冷静に考えれば、あの事故を機に法律が変わったわけではない。 なのにその後いきなり、酒の提供者の「モラル」が問われるようになった。 今までモラルが低すぎた、ということもあるかもしれないが、だからと言って神社のお神酒のように、 古来から続く風習にまで風穴を開けるようなことなのだろうか? とにかくこうやって周りの状況から整備していかないと、物事の善悪をわきまえた行動が出来ないなんて、 なんだか日本人も非常に情けない人種に成り下がってしまったものだ。 とにかく一部の馬鹿者どものせいで、その他大勢の楽しみが奪われるなどということは、 これっきりにして欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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