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2011年04月30日
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カテゴリ:何かヘンだぞ
しつこいようだが、またまた「自粛」ネタだ(苦笑)。
これほどまでに私がこだわるのは、大袈裟に言えばこの「自粛」という行動ひとつに、
現代社会の様々な要素が散りばめられているようで、とても興味深いからなのだ。



今秋公開予定の映画に『のぼうの城』というのがあった。
「あった」と過去形になっているのは、これが東日本大震災の影響を受けて、
公開が丸1年延期されたからだ。
詳しくはリンクを見ていただければと思うが、要は城を「水攻め」にするシーンが津波を連想させ、
時節柄ふさわしくない、というのがその理由だ。

そして私も数ヶ月前に観たクリント・イーストウッド監督の『ヒアアフター』も、上映自粛となった。
こちらは物語の冒頭で、主役級の内の一人の女性が、津波に巻き込まれて九死に一生を得る、
というまさに“そのまんま”のシーンがあるからだ。

で、このニュースが報道されると、早速ネット上では反論が巻き起こった。
要は、世間が「自粛ムード」の中で沈滞しているのは経済活動を鈍化させてよくないから、
この程度のことで自粛なんかしちゃいけない、ということらしい。
まあ何と勝手なことか、と呆れてしまう。



昨今の「自粛なんかするな」というのは、いわゆる「空気」だと思う。
そしておそらく、その前の段階としては「こんな時だから自粛しろ」というのが空気だったと思う。
そしてその場その場の「空気を読むこと」に振り回されているのが、今の日本の現状だろう。

私個人的には、今回の映画会社の判断を尊重したいと思っている。
『のぼうの城』はもちろん観てないが、少なくとも私の観た『ヒアアフター』の冒頭の
津波シーンは、今回の大震災を鑑みるとあまりにも痛々しく映る。

これは花見やスポーツイベントの自粛とは、あまりに次元の違う話だ。
しかし世間では「自粛」という言葉の下に、同列に捉えようとしてはいないだろうか?

そもそも「自粛」という行動は、それ自体に「正解」も「間違い」もなく、
各々の判断で決めればいいことで、それに対して他人がとやかく言うことではない。
もっとも一時の「自粛しないで経済を回しましょう」的なキャンペーンは、その時の状況が
ともすれば自粛せざるを得ないような空気だったことから、そういう呼びかけは必要だったと思う。
しかしその言葉だけが独り歩きし始めてしまっているようだ。

あるひとつの事柄を「自粛」することについて、それがあくまでも周囲の空気に流されず、
当事者自身が判断した結果ならば、周りはそれを尊重しなければいけない。
「自粛する自由」は保障されなければいけない。



そういえば今、メディアでよく流されているのに、「ひとつになろう」というスローガンがある。
言いたいことは分かる、何かを為す時には力を合わせた方が、物理的にはやりやすいし
上手くいくことも多い。
しかし頭の中まで「ひとつになって」しまってはいけない。





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最終更新日  2011年05月01日 00時04分51秒
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